ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパスのPBRを検証する

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このところ、ブライトパスの株価が300円を割っています。

株価水準が割安か割高を検証する指標として、よく使われる指標が「PBR」です。
「Price Book-Value Ratio」の頭文字で、「株価純資産倍率」です。
PBRが3倍というA会社は「株価は純資産の3倍」、2倍というB会社は「株価は純資産の2倍」ということ、つまりAはBに比べて割高である、期待値が高い、ということになります。

仮りに会社が解散すると、その時点での純資産を現金化して、株主に株式数に応じて分配されます。
ですから、時価総額と純資産額とが等しい会社を解散すると、1株あたりの株価と分配金は同じということになり,ほぼ損得なしということになります。。
PBRが1を下回ると、純資産よりも時価総額のほうが下回るという事態ですから、これは忌々しきレベルです。

さて、ブライトパスのPBRでが、7月5日時点で「1.72」です。

ここで、同業他社と比較してみますと(時価総額の大きな順に)

社名/時価総額(百万円)/PBR(%)
ペプチドリーム/495,766/43.22
タカラバイオ/264,071/4.27
サンバイオ/136,864/38.91
そーせい/101,601/2.08
アンジェス/33,939/8.92
ソレイジア/26,336/4.45
ラクオイア/21,595/4.72
オンコセラピ/21,320/3.06
ナノキャリア/21,246/4.48
ブライトパス/11,887/1.72
セルシード/9,498/8.45

上記を眺めますと、ブライトパスの1.72は売られ過ぎ、現在の株価水準は低いと言えます。

機関投資家も、この事実を当然把握していますので、何かきっかけがあれば、株価は上がるものと期待していますが、やはり、各社の個人投資家への情報発信の積み上げが、この結果に少なからず繋がっているという真摯な反省と認識が、ブライトパスには必要だと思います。


リンク先➡PBRについてhttps://zuuonline.com/archives/132528

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