5月11日に発表された決算短信の「今後の見通し」に、「GRN-1201とペンブロリズマブ(キートルーダ)との併用試験(第二相臨床試験)を海外戦略開発品として試験の進捗に注力してまいります」と書かれています。
また、確かな他情報によれば、「BP社は第二相を粛々と進行している」「実際に米国の複数の病院で実際に治験が行われている」という情報もあり、おそらく、それは真実であると思います。
ただ、今日も私は、
米国の治験情報サイト(「http://clinicaltrial.gov/ct2/show/NCT03417882」)をチェックしましたが、1月31日以降まったく更新されていません。治験者(sponsor)の名前も「グリーンペプタイド」のままです。
第二相が事実進行しているのあれば、投資家が注目している米国治験サイトの更新の働きかけを急務と認識して対応すべきです。
今回のITK-1の不本意な結果で、ブライトパスはいろいろな教訓を学んだと思いますが、このような治験サイトの更新なども,相手(U.S.National Library Medicine)のあることではありますが、サイト管理者に働きかけるべきです。
一般投資家は、公にオープンにされた情報に頼るところが大であり、BP社には、そのことを肝に銘じた丁寧で迅速な対応を切望します。
この会社が、真面目で真摯であることはよく確信していますが、「やるときはやる!やるべきことはやる!」という気概を持って、さらに邁進してほしいものです。
本題にもどりますが、本治験は、n=90名のオープンラベルの中規模の治験です。
この第二相は、メガファーマ―へのライセンスアウトが主目的ですから、一刻も早く「良い成果」を示して「さぁ!,いかがですか?GRN-1201はキートルーダの併用薬としては群を抜いてますよ!」とアピールしたいところです。
メルクと秘密保持契約( Non-disclosure agreement、略称: NDA)を結んで、治験中途での突っ込んだ情報開示も可能ではないでしょうか。ブライトパスが主体となってメルクを巻き込み、前倒しのライセンスアウトを決めて欲しいものです。
株価回復のためにも、スピード感ある対応を願いします。