発表された決算報告を読んで、さきほどブライトパスに電話照会しました。
以下、箇条書きでまとめました。
1.「抗体医薬」については従来パイプラインとしての記載はなかったと思うが、新しい動きなのか?その内容とスケジュール感は?今下期にPLをリストアップとあるが、できるのか?
→2015年8月から川崎ラボで継続して取り組んできており、記載の通り計画している。いくつとは言えないが複数のPLになるかもしれない。
→(私から)これは株主にとっては歓迎すべき情報であるが、今回の決算発表の中で出したのは、もったいない。個別にIRかお知らせで出したほうが株価対策上はベターだと思う。
2、GRN-1201(NSCLC)については、2016年下期にP2が始まっていると記載されているが、本当にそんなに早く着手していたのか?また、現在は具体的にどこまで進んでいるのか?米国治験サイトは、まったく更新されていないが?
→その通り粛々と進んでいる。具体的には話せないが。治験サイト更新については、現地コンサル会社に依頼しているが、まだ対応できていない。
→(私から)株主は、この米国サイトを情報源として頼りにしている。だから、もっと強硬にコンサル会社に働きかけてほしい。頼りないコンサルは替えてもよいのでは。
常々思っているが、ブライトパスさんはおとなし過ぎる。真にやっていることは過不足なくIRやお知らせで発信してほしい。それでも株価は敏感に動く。今後は、そのようなことも社内で議論してほしい。
3、iPS-Tの臨床前試験はまだ始まらないのか?
→その通りです。詳しくはお答えできない。
4、ネオアンチゲンを「NEXT BIG Thing」 と表現しているが、何か特段の意味合いがあるのか?
→この言い方は社長が好きで言っている。ネオアンチゲンは大きな存在である。
5、iSP-NKTは非臨床試験中という理解で良いか。
→その通り。
6、当面の資金は手当て済みとあるが、当面とは何年間か?また、それまで特段の事情変化がなければワラントは行わないないのか?
→何年とは言えないが、今、視野に入っているものは賄える資金量と考えている。
7、中村氏が新役員に就任されるが、今後は社長と酒井役員が主に経営全般を、中村役員がサイエンス部門を担当するのか?
→その通り。今までも、中村部長がサイエンスを担当していたが、名実ともに推進者となる。
→(私から)今までは、サイエンス部門では役員は脇COO、山田(取)だったが、どちらも永井社長の大先輩で、しかも山田氏は久留米大ご出身でITK-1への遠慮があったのではないか。
そんな中、永井社長はITK-1に頼らず、PLを次々に増やしたのは、大正解であったと評価している。
今後は、同年代(40代後半)の永井、酒井、中村の三氏で新しい経営が可能ではないかと推察している。
8.要望:個別照会に回答した場合は、質問と回答をまとめて広報ブログで公表すべき。一般投資家との公平性を担保すべき。
9.要望:具体的なIRが是非必要である。総花的な発信では株価は動かない。何もなければIRは出せないが、客観的に見直せば、会社側が気付かないだけで、投資家がプラスに反応するような材料はいくつかあると思う。
10、訂正依頼:15ページ「優位差」は間違い。「有意差」が正しい。
11、要員は足りているのか?健康が第一である。それでないと持ちませんから。
→足りている。ご心配なく、みんな元気です。
12、永井社長は元気か?
→元気です。
→(私から)永井社長の健康問題が、会社の最大のリスクだ、社長が倒れると困るので健康には留意してほしいと、社長に伝えてください。
13、(私から)とにかく応援しているので、頑張ってください。
14、今日か明日までには、決算報告会のビデオをアップする、とのこと。
時間がなくて、あまり推敲せず書いています。ご容赦を!