ブライトパス・ストーリー

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記事:(豆知識No.2)全生存期間(中央値)とは?

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「全生存期間(中央値)」とは、具体的に何を指すのでしょうか?

治験評価、とりわけ、がんの治験第三相では「全生存期間(中央値)」が使われることが一般的です。
「全生存期間(中央値)」とは、二つに分けられた両グループの被験者の半分の人数が死亡するまでの期間を言います。
たとえば、偽薬(プラセボ)グループの被験者が99人としますと、1人・2人・3人・・・と数えて50人目(中央)の被験者が死亡するまでの期間が、偽薬グループの中央値となります。
ただし、全員が同じ日に治験をスタートしているわけではありませんから、被験者ごとに生存期間を計算して、その期間を短い順に並べて50番目の被験者の生存期間が、そのグループの「中央値」となります。真薬グループも同様の計算を行い、両者を比較します。

推測ですが,ITK-1の治験では、この「全生存期間(中央値)」は、一定の差異が認められていたと思います。

ただし 「有意差」の判定は、ハードルが高かったようです。

 「有意差」については、豆知識NO.01をご覧下さい。

 

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