今年のASCOをNHKが報道しました。
報道のポイントは、「免疫療法に関する発表が多かったこと」「免疫療法は高額なコストが課題となっている」などです。
アクセル型で第三相まで完了、しかもコストは安価なITK-1。
欧州では、新薬認可の際、「新薬のコスト」は薬効と並んで重要な要素となっています。
コスト面で秀でているITK-1をこのままお蔵入りさせるのは、このNHKニュースを見て、やはりもったいないように思いますが、世界の潮流はもっと先に向かっています。
ブライトパスのネオアンチゲンなど、ITK-1以降のパイプラインでの再起に期待します。
また、GRN-1201とキートルーダとの治験は、併用療法治験花盛りで競合相手は多いが、今後の成り行きを見守りたいと思います。