今年の3月29日にリリースされたiPS‐NKTに関する理研との共同契約の「お知らせ」の文中に
「ブライトパスは 今回の理研と共同研究を実施するともに 、iPS-NKT細胞療法の 独占的開発製造販売ライセンスの オプション 権を取得し、 世界でも初となる iPS-NKT細胞 療 法の臨床応用実現にむけ、本医師主導治験を 全面的に 後押し いたします。 」
と書かれていますが、この「独占的開発製造販売ライセンスの オプション 権」とは何を意味するのでしょうか?
いろいろ調べましたが、イマイチはっきりした解答が得られませんでしたので、ブライトパスに質問してみました。
そして本日、ブライトパスから回答がありました。
➡以下ブライトパスからの回答
『 HPよりお問い合わせをいただきまして有難うございます。
「独占的開発製造販売ライセンス」とは、導入した企業が独占的に薬剤の開発と製造及び販売が可能になる権利という意味合いです。また、「オプション権」とは、導入企業が意思表示をすれば一定の価格で取得できる権利を意味します。
ですので、ライセンスを行使できる権利(オプション)を手に入れた、というのが全体の意味ですが、正確に言い直しますと、「理化学研究所が現在権利をもって研究開発を進めているiPS-NKT療法について、ブライトパス・バイオがその特許やノウハウを自社のものとして開発・製造・販売を独占的に行うことができるライセンス権を、オプションを行使することで取得することができる状態になった」というような意味合いになります。
ブライトパス・バイオ株式会社 』
本文、以上。
丁寧な説明で理解は深まりました。
オプション権の行使内容やオプション行使期間など明らかにされていませんが、iPS-NKTの開発・製造・販売については、ブライトパスは一定の優位なポジションを確保できているようです。