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(上場以降の月別の値動き) (単位:円)
日付 始値 高値 安値
終値 出来高
2018年8月 279 282 243 264 6,480,400
2018年7月 317 333 261 283 16,602,300
2018年6月 343 387 303 320 18,747,200
2018年5月 707 739 343 348 81,620,600
2018年4月 808 822 610 715 30,898,200
2018年3月 825 851 698 805 33,754,300
2018年2月 836 893 635 840 58,578,500
2018年1月 661 968 636 812 143,932,300
2017年12月 673 696 602 636 16,641,300
2017年11月 492 777 479 670 55,438,100
2017年10月 460 520 432 481 10,296,800
2017年9月 474 488 410 456 5,913,500
2017年8月 519 521 430 469 7,731,600
2017年7月 542 594 520 522 13,290,200
2017年6月 535 589 515 541 20,094,600
2017年5月 568 606 526 537 8,426,300
2017年4月 614 617 510 572 13,035,000
2017年3月 688 694 603 628 14,511,000
2017年2月 610 736 603 684 21,129,500
2017年1月 694 704 619 620 12,546,900
2016年12月 714 776 634 694 41,287,500
2016年11月 575 898 471 725 71,209,500
2016年10月 700 710 581 583 13,040,500
2016年9月 752 759 667 695 25,629,300
2016年8月 675 807 637 767 44,915,200
2016年7月 826 1,005 635 682 64,412,900
2016年6月 822 1,244 680 814 195,258,500
2016年5月 1,530 1,775 755 827 141,547,300
2016年4月 890 2,229 661 1,450 343,958,500
2016年3月 420 861 411 861 127,418,900
2016年2月 415 511 376 422 68,222,200
2016年1月 264 615 255 392 196,212,900
2015年12月 360 368 235 264 5,916,700
2015年11月 385 396 310 359 15,225,200
2015年10月 414 474 376 387 27,856,200
上記は、ブライトパスの昨日(8月22日)までの上場来の値動きを月別表にしたものです。
2015年10月に上場し、初値414円でスタートし、初日の終値は387円。
翌2016年4月は大フィーバーの月でした。この年の1月8日付西日本新聞「がんワクチン実用化へ」という記事が火付け役となり、その他プラス要素も重なって、月中2,229円の上場来最高値を付けています。この月の売買高が3億43百万株でしたから、当時のフィーバー振りが想像できます。結局この月の終値は1,450円でした。
その後、新規パイプラインのIRや共同研究契約の発表、特許取得のIR、機関の揺さぶりなどで株価は上下を繰り返し、500~600円を中央値として400~900円の間で値動きが進んでいきます。
そして、5月17日の「ITK-1主要評価項目未達」のIRで、2018年5月に大きく値を下げてこの月の終値は348円でした。
ただ、この表を見て気付いたのですが、5月の出来高は82百万株。対して同年1月の出来高は1億43百万株だったという事実です。5月の「失意売り」よりも1月の「期待買い」のほうが多かったというのは、第三者割り当てを考慮しても、やはりこの銘柄の人気度を示しているように思います(12月終値636円⇒1月終値812円)。
昨日の終値は264円でしたが、これはちょうど上場直後2015年12月の終値と同じ株価です(この月の最安値は235円で、これは上場来最安値)。
2年10か月で、ほぼ上場直後の最安値まで戻されたということです。ただ、株数は増えていますので、時価総額は戻ってはいませんが。
ここが「底値」という見方もありますが、日々の出来高が30万株を下回る日が5日間ほど続くかどうか、注目しています。
いずれにしても底値は近いでしょう。
問題は、底値に着地して、そのあとどうなるかです。
5・17ショックから約3カ月、そろそろ第二幕の開演ですが、
第二幕のシナリオはしっかりと書き上げられているのか?
役者はそろっているのか?
大道具は?小道具の準備はできているのか?
観客は、会場にチャンと入って着席しているのか?
そして、ブライトパスは、どのような照明と音響でプレゼンテーションしてくれるのか?
ここからは監督&脚本家、演出家の腕の見せ所です。