ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:次なるパイプラインを予測する。

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上の表は、ブライトパスHPの「テクノロジー」→「開発領域」のページに乗っている表で、ブライトパスの開発領域を示しています。

この表をよく見ると、「当社のパイプライン」という欄があり、既存パイプラインが記載されていますが、「探索」と書かれている欄がいくつかあります。
すなわち、この「探索」が新しいパイプラインの領域ということです。
「探索」と書かれた箇所は、4つあります。
①腫瘍組織に入っていかない非活性T細胞ー抗原(攻撃目標)の不足ー個々の患者ががん排除能の最も高い抗原カスタムメイドーネイアンチゲンワクチン
②腫瘍組織に入っていかない非活性T細胞ー抗原(攻撃目標)の不足ー免疫誘導性がん細胞破壊による抗原放出ー免疫細胞死誘導
③腫瘍組織に入っていかない非活性T細胞ー抗原(攻撃目標)の不足ー抗原提示機能の増強ー樹状細胞関連
④腫瘍組織に入ったT細胞がさらされる免疫抑制ー複合的なブレーキ解除ー免疫チャックポイント阻害抗体
以上の4か所が「探索」中です。

「探索する」の主語は、ブライトパスですから、新たなパイプラインはこの4つの箱のいずれかということでしょうか。また、既存領域での追加、既存パイプラインの併用なども考えられますが。

既存パイプラインを育て、取捨選択し、そして新たなパイプラインの追加を持続していく・・・この繰り返しがバイオべンチャー企業の生命線です。

 

ご参考:以下は本日ブライトパスから届いた回答メールです。

質問➡「探索」と書かれている箇所が4つありますが、これらについては、現に目下探索中である、という理解でよろしいでしょうか。

回答→ご認識に相違ございません。

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