ブライトパス・ストーリー

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記事:国立がん研究センターからのプレスリリースについて。

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記事➡

➡「3年生存率・施設別の病期別5年生存率は初公表、がん診療連携拠点病院等院内がん登録 2011年3年生存率、2008から09年5年生存率公表」(国立がん研究センターからのプレスリリース)
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0912/index.html

➡「がんの5年生存率、病院ごと・ステージ別で230施設公表「受診の参考に」」(読売新聞)9/12(水) 12:11配信 )
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00050010-yomidr-sctch

一昨日、国立がん研究センターから「3年生存率・施設別の病期別5年生存率は初公表、がん診療連携拠点病院等院内がん登録 2011年3年生存率、2008から09年5年生存率公表」がプレスリリースされました(上記ひとつ目に添付)。
2つ目の添付記事は、そのプレスリリースを読売新聞が報じたものです。

確かに貴重なデーターですし、過去を詳細に分析することはサイエンスには不可欠です。
しかし、「やはり、すい臓がんは治らないな」とか「どこの病院が一番生存率が高いんだ?」というようなことにスポットライトが当たってしまいます。

今、世界のがん治療は、標準治療(外科手術、化学療法、放射線)から免疫療法に大きくシフトしています。
今回のようなプレスリリースを否定はしませんが、「すい臓がんが治らない」のは、「標準治療では歯が立たない」ことの証であり、生存率上位を占める病院は「標準治療での結果が上位」であることを示しているに過ぎません。

免疫療法に光が差してきた今、このようなプレスリリースや各社の報道には、そのような(第4の治療法ー免疫療法)コメントも付記して欲しいと感じました。

10年後の、国立がん研からの同様のプレスリリースの内容がガラッと変わって、「すい臓がんも免疫療法で完治」するようになっていることを切望します。

蛇足:まったくどうでも良い雑学ですが、がん研のマーク(大きな輪の中に三ツ輪)の由来は、
「癌」の文字からヤマイダレを取り除いたものを図案化したものです。
「癌から病を取る」という意。
このマークです➡
f:id:SHAWSHANKlife:20180913111633j:plain

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