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ブライトパスに質問を二つ投げ掛けていましたが、本日その回答がありましたので、ご報告します。
1.(質問)
今年3月29日にリリースされた「iPS-NKT」についてのニュースに、
「T細胞でHS殺傷できないMHC陰性のがん細胞に対しても殺傷能力を持つことは、本剤のユニークな特徴の一つとなります」とありますが、この点について、もう少し解りやすく解説いただけるでしょうか。よろしくご教示願います。
→(回答)
NKT細胞は自然免疫系に属するNKレセプターを介して病変した細胞を攻撃する機能を併せ持っており、HLA (ヒトMHC)の発現が低下あるいは消失した腫瘍細胞であっても攻撃することが可能と言われており、いわゆるT細胞では対処できない腫瘍細胞に対しても一定の治療効果が期待できる可能性があります。
2.(質問)
また、理研とのiPS-NKTの契約に至った背景があれば、ご教示いただけますでしょうか。
理研は、我が国のサイセンスの最高峰ですので、パートナー選びには極めてシビアな基準があると思われます。
恐縮ながら、ブライトパスは未だ上市もしていない実績のない新興企業です。
どうして、ブライトパスが契約の相手として選ばれたのか?そのあたりをご教示願います。
→(回答)
数多ある製薬企業のなかから我々をパートナーとしてお選び頂いたことは、我々の技術力や開発力をご評価いただいた証と捉えておりますが、選択の経緯などは詳細には公表いたしておりませんので、ご理解頂けましたら幸いです。
ブライトパス・バイオ株式会社