→「生命科学連携推進協議会 市民公開講演会」東京大学医科学研究所
http://platform.umin.jp/file/20181009.pdf
記事→シカゴ大に6年間籍を置いていた中村祐輔氏が帰国され、公益財団法人「がんプレシジョン医療研究センター所長」に着任されています。
今日は、彼の講演を聴いてきました。
会場は、白金台の東大医科学研究所講堂です。
演題は「がんを治癒させるために!」で、約50分間の講演でした。
彼の考えや主張は、「シカゴ便り」や帰国後の週刊誌などで知っていますが、はたして今後、がん免疫療法の進展のために、彼がどのような具体的な行動に出てくれるのか?
それを知りたくて、講演会に足を運びましたが、これまでの彼の主張を踏襲する内容で、特に目新しい話しは出ませんでした。
ひとつあるとすれば、「リキッドバイオプシー(血液や尿や唾液などの液体の検査で、簡単にがんの診断を行う)を5年以内に実現したい」という発言がありました。
配布された冊子の中村氏のコメントが、講演内容とほぼ同じでしたので、貼っておきます(写真二枚)。
現体制への批判はもう横に置いておいて、ノーベル賞のお陰でで「免疫療法」にフォローの風が吹いている今こそ、正攻法のアクションを期待します!