パネル「iPS細胞を用いた再生医療に貢献」
記事➡先日、仕事で品川に行った際に、ニコン本社の1階にあるニコン・ミュージアムに寄ってきました。
ニコンの歴史・足跡がわかるカメラやパネルなどが展示されているので、カメラに余り興味のない私でも十分に楽しむことが出来ました。
お目当ては「BioStationCT」です。
iPS細胞の研究に大きく貢献した機器(巨大な顕微鏡兼測定・判定装置)で、ここに現物があると聞いていたので、一度見てみたいと思っていました。
現物は、一辺が1.5mほどの函状の機器です(下の写真)。
ニコンの「BioStation CT」
「BioStationCT」横のスクリーンに、理研の高橋政代先生(iPS細胞網膜移植)のインタビュービデオも流れていて「この機器のお陰で、研究者の職人芸に頼ることなく、細胞を正確に簡単に迅速に評価することが出来る」とコメントされてました。
iPS細胞療法の研究は、研究者やそれを支える国や大学や企業だけでなく、ニコンのような確かな技術を地道に提供してくれる企業にも支えられていることが、よく理解でしました。
(実際にiPS細胞を観ることが出来るわけではありませんので、念のため)
「BioStationCTによるiPS細胞の画像」