ブライトパス・ストーリー

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記事:他人事ではない。大型M&Aは、がん免疫領域を中心に動いています。「製薬業界 2019年は大型買収で幕開け―ブリストルが8兆円買収、M&Aの波 製薬大手に波及?」AnswersNews2019-01-17

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「製薬業界 2019年は大型買収で幕開け―ブリストルが8兆円買収、M&Aの波 製薬大手に波及?」
2019-01-17AnswersNewsより➡
https://insights4.us12.list-manage.com/track/click?u=2f7b85ec269313638952c0956&id=06858f8bd7&e=1dbdb4078a

記事→米国調査会社(IQVIA INSTITUTE)によると、世界のがん治療薬市場は2022年まで年平均10~13%で成長し、市場規模が2000億ドルに達するとみられています。市場拡大を牽引するのは、免疫チェックポイント阻害薬やCAR-T細胞療法などのがん免疫薬です。

記事にあるブリストルは、世界に先駆けて免疫チェックポイント阻害薬オプジーボを売り出しましたが、後発のキイトルーダ(米メルク)に売上高で逆転を許す見通しです。一方のセルジーンはCAR-Tを持ち免疫のノウハウも豊富ですので、ブリストルはこれを買収することにより、がん免疫の分野で反転攻勢に出たい考えです。
がん領域の売上高(2017年)はブリストルが85億2000万ドルで3位、セルジーンが116億4900万ドルで世界2位。単純合算すると201億6900万ドルとなり、首位のスイス・ロシュ(274億5300万ドル)との差は大きく縮まります。

今年は、がん免疫薬を軸に大型M&Aがさらに加速するとも言われており、時価総額が現在160億円(ドルで言うとたったの1~2億ドル)という極めて小粒の小企業であるブライトパスも他人事ではなくなってくるかもしれません。
先週から続いた「理研 iPS‐NKT」のニュースは、欧米にも配信されていますので、どこかメガファーマーの目に留まることは十分あり得ます。
出来れば独立独歩で進んで欲しいですが、もしもM&Aの対象となるならば、ブライトパスの株主にとって大きなメリットのある価値あるM&Aを希望します。そのためにも時価総額をもっと引き上げていく企業努力が必要です。

記事にある二つのランキング表(「製薬売上世界ランキング」と「がん薬売上世界ランキング」)は、世界の勢力地図が一目でわかりますので、是非ご覧ください。

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