ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパス、3月の期待と懸念。

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記事➡3月は、人も物も金も大きく動く月です。
ブライトパスの株価も動き出すのでしょうか?
以下は、私の私見ですので、それを前提に読み流してください。

1、3月の期待材料
(1)一番現実的な材料は「抗体医薬のパイプラインリストアッブ」のIRです。
もう、多くを語る必要もありません。永井社長が、折に触れて公式の場でコメントしている通りです。発表されれば、中村CSOの具体的な研究成果第一号です。
永井社長は「複数のパイプラインの可能性」にも度々言及していますので、さらに期待間は膨らみます。
(2)二つ目は、「細胞療法における新パイプラインの追加」です。
これについて永井社長は、時期は明確にしていませんが、先の決算説明会動画で「iPSにかかわらない細胞療法のパイプラインを検討中」との具体的な説明がありましたので、遠くない将来ではないかと期待しています。
(3)iPS-NKTについては、臨床試験の開始はもう少し先(年内)ですが、iPS関連のネタはマスコミが好んで取り上げますので、それに株価が反応することもあるでしょう。

2、懸念材料
(1)GRNー1201(メラノーマ)第Ⅰ相の結果発表 です。
内容がポジティブならもちろんプラス材料ですが、例えば、第Ⅰ相で打ち切りなどネガティブに捉えられる可能性のあるIRが出てくる場合もあります。
ここで力説したいのは、パイプラインの打ち切りは、創薬ベンチャ―ではよくあることというくらいに理解しておくことです。過剰な落胆はいけません。
iPS-Tの打ち切りの時もそうでしたが、マーケットは「パイプラインの打ち切り=失敗」と単純に捉えがちです。もちろん、それまでに投入したコストは無駄になるかもしれませんが、サイエンスの進展は目覚ましいスピードで変化していきます。この変化を正確に捉えて、常に軌道修正していくことがベンチャーには必要です。
今振り返れば、iPS-Tを切り「iPS-NKT」に一本化したことで、余分な資金の投入を最小限に防げたわけで、両者(iPS-TとiPS-NKT)を比較すれば、当時の選択が正解であったことが、よく判ります。
GRN―1201(肺がん)ではキートルーダとの併用治験(オープンラベル)が、現在第二相進行中です。こちら(キートルーダ併用)の方が可能性を秘めているとの判断があれば、GRN-1201(メラノーマ)を打ち切るという選択肢もありうるということです。
(2)GRNー1301第Ⅰ相開始も期待されていますが、これもGRN―1201(メラノーマ)と同じです。
ネオアンチゲン完全個別化療法に軸足を置くべく、GRN-1301は臨床試験には踏み込まないという結論を出す可能性もあると思います。
(1)(2)のパイプラインとも、「GRN」のイニシャルが冠されています。これは「グリーンぺプタイド」の「GREEN」から名付けられたもので、残念ながら、最新のサイエンスでは少々古くなってきているのです。
ですから、この二つについては、ブライトパスの株主としては、「やめるかもね」という心の準備をしておくことが必要です。
そしてその選択は、正しい選択であるはずです。
幸い、どちらのパイプラインも打ち切られたとしても、GRN-1201(キートルーダ併用)やネオアンチゲン完全個別化療法に繋がっていきます(丁度、iPS-TがiPS-NKTに一本化されたように)。
3、永井社長の手腕はなかなかのものです。
三者割り当ての仕掛け方や新たなパイプラインを探り出す臭覚、優先順位を明確にした資金の集中と選択、最先端のアカデミアとの人脈の構築など、一橋大文系とは思えない理系のセンスも備え持った人物です。
ITK-1のライセンスアウト先捜しでは、あちこち這いずり回って断られ、最後に富士フイルムに頭を下げて、、、そんな泥臭さも持ち合わせています。
一番ガッカリするのが、3月中に何もIRが出てこないことです。
ブライトパスが考えに考え抜いた現時点でのベストプランを、我々に堂々と明示して欲しいと思います。
変革はいつも突然訪れます。

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