記事→ブライトパスのパイプラインのひとつ、IPS-NKTについての過去の資料を画像を中心にまとめてみました。
既知の情報ですが、ご興味のある方は、目を通してみてください。
1.これは、2016年2月1日読売新聞(朝刊)の記事です。
「iPSの10年」というシリーズ記事の④として書かれたもので、1997年の千葉大によるNKT細胞の発見、そして理研古関グループが「がん治療に高い効果のあるNKT細胞をiPS細胞で大量に増やすことに成功した」と紹介されています。
2、この資料は、千葉大HP記載の「iPS-NKTの臨床試験まで」の簡単な概要図です。いよいよ19年度中にヒト臨床試験が開始される予定です。
千葉大HP⇒http://www.chiba-u.ac.jp/research/coe_gp/result/hospital/result39.html
3、この資料は、理研の広報活動報告(2016年8月18日)です。
IFN-γ産生能測定の概要を示す資料です。NKT細胞もしくはiPS-NKT細胞に、樹状細胞のみ、または樹状細胞と糖脂質の両方を加え、24時間後にIFN-γ産生量を測定したものです(A)。
樹状細胞と糖脂質の両方を加えたiPS-NKT細胞では、NKT細胞よりも大きなIFN-γ産生能が示されているのが判ります(B)。
4、NK細胞、KT細胞、NKT細胞の比較表です。他の免疫細胞を活性化させるアジュバント機能に注目。
5、「再生医療等製品の早期の実用化に対応した承認制度」の概要図です。
iPS-NKTもこの制度を使う可能性があります。
6、この二つの資料は、昨年5月に朝日デジタルがまとめたものですが、iPS細胞関連の臨床試験のロードマップとそれらを推進する主要8社の名前が記載されています。
表①には「頭頸部がん、NKT細胞、19年度に実施予定」
表②には「がん」の項目に「ブライトパス」の名前を見つけることが出来ます。
表①iPS細胞を使った再生医療のロードマップ
表①「iPS細胞に関するトピックス」朝日新聞デジタル→
https://www.asahi.com/sp/topics/word/%EF%BD%89%EF%BC%B0%EF%BC%B3%E7%B4%B0%E8%83%9E.html
表②iPS細胞の製品化を進める8社
表②「iPS細胞、8社が新製品開発・・・」→https://www.asahi.com/sp/articles/ASL5J31Q0L5JUBQU001.html
7. iPS-NKTの研究は、AMED(国立研究開発法人日本医療開発機構)から「再生医療実現拠点ネットワークプログラム」のB拠点に選ばれています。
この資料は、そのAMEDが今年2月5日に東京の品川で開催した「平成30年度AMED再生医療公開シンポジウム」のポスター資料です。古関先生のにこやかな写真とともにiPS-NKTの最新の概要がコンパクトにまとめられています。
8、 最後に、よくご存知のブライトパスのHPより抜粋。
着々済々と進捗していることは確かだと思います。あとはスピード感が課題。確度と時間軸のバランスを保ちながら是非とも成就してほしいものです。