記事→BiotechmaniaさんのTwitterやyahoo板で、既にご覧になった方も多いとは思いますが、貴重な情報ですので、ここにそのまま掲載さてていただきます。掲載については、Biotechmaniaさんからご了解をいただいております。ありがとうございます。
⇒「ブライトパス管理部広報にメールにて質問をした回答を共有します (以下、質問は括弧で概要を記しますが、回答は会社からの原文のママです)
<パイプライン全般に関して>
多くの皆さまにご心配をお掛けしている状況につきまして、会社とし最優先で対応すべき状況という認識です。一方で創薬ベンチャーとして当社が取り組むべき方向性に変更はございません。なるべく早期に皆さまに良いニュースをお届けできますよう努めてまいります
<GRN-1201に関して>
GRN-1201の試験は粛々と進行中です。
<GRN-1301に関して>
GRN-1301関連の適時開示につきましては、東証に確認の上進めておりましたので、その過程に問題があったということはございません
<神奈川県立がんセンターとの共同研究に関して>
共同研究は引き続き実施中です。
<完全個別化療法に関して>
完全個別化療法につきましては、先ずはワクチンから取り組みますが、それだけに限定している訳ではございません。HPのグラフの長さにつきましては、本プロジェクトは最初から基礎研究で終える開発ではなく臨床試験入りを想定したもので、現段階では臨床試験開始の申請において当局に提出する臨床試験申請用データの取得を開始しています。
<抗体医薬に関して>
抗体医薬につきましては、標的ターゲットを公表することが競合の起動に繋がらないよう、戦略的に推進していきたいと考えております。また、抗体のHPグラフの記載につきましては、説明会資料の内容から変更を意図したのもではございません。
<上場廃止基準に関して>
2022年3月期の決算発表において売上高1億円を計上することが基準となっております。2020年3月期に計上が必要ということではございません。
<今期収入予想を踏まえて>
現在公表していないプロジェクトで新規導入等も積極的に推進しておりますので、現時点では役員報酬の減額は考えておりません。今後さらに研究開発に邁進し皆様のご期待に沿えるよう尽力いたしますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
<細胞技術研究所」に関して>
細胞技術研究所は既に稼働しております。研究員の人数等の詳細は開示しておりません。
以上です」
これを読ませていただいて私の印象は⇒
①<パイプライン全般に関して>は、永井社長がこの趣旨でメッセージを発信しても良いような内容です。実績がなくとも、将来のプラン(夢)は伝えることが出ます。「なるべく早期に皆さまに良いニュースをお届けできようよう努めてまいります」というコメントは是非実現して欲しいです。
②<GRN-1201に関して>は、公表できないのだと思いますが、「粛々」という言葉に期待したいと思います。この回答者が何かを踏まえて「粛々」と答えていると期待します。
③神奈川県立がん研との共同研究の情報はその後皆無でしたので、継続中ということが確認でき安心できました。
④<完全個別化療法に関して>は、「現段階では臨床試験開始の申請において当局に提出する臨床試験申請用データの取得を開始しています」とのこと。私の予測より進んでいるなと感じました。このような情報を適宜出して欲しいですね。
⑤<抗体医薬に関して>は、戦略的に推進していきたいとのこと。ある日突然IRが出てくる?
⑥<上場廃止基準に関して>は、「2022年3月期の決算発表において売上高1億円を計上することが基準」であることが明確になりました(これまで会社からは明確なコメントはなかった)。今年度の売上予測は400万円です。やはり今年度来年度でPLを推進して、2022年度には果実を採りながら売上基準を大きく超えていこうというプランのようです。「手元資金50億円と2年間」、この有効活用が求められます。
Biotechmaniaさん、ありがとうございました。