ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオについての情報を発信します。

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記事:決算説明会の動画を視聴して(詳報その②)

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記事➡詳報その①からの続き。

3、パイプラインOUT
社長コメントで、GRN-1301を「非個別化ネオアンチゲン」と敢えて呼び、「かなり多くの患者さんで共通している遺伝子変異です」と強調しています。
「完全個別化」とは明らかに違うことを強調したいようにも聞こえました。

4、GRN-1201(18p.)
社長コメント:「(メラノーマ第Ⅰ相は)安全性は確認できており、さらに細胞傷害性の反応、免疫レスポンス反応も確認できているが、詳細な解析を実施中。まもなく報告したいと考えております。」
→薬そのものの安全性・免疫レスポンスは確認でき、メラノーマ第Ⅰ相の目的は無事完遂出来たようです。

5、iPS-NKTプロジェクト概要(21p.)
社長コメント:「医師主導治験のあと企業治験をやるので製造行程の一部改良など製造移管を進めています。」
→iPS-NKTについては、以前「ライセンスアウトではなく、早期承認を見越して、自社での第Ⅲ相までの実施・販売を検討している」と会社からアナウンスされたことがありました。この方針が今も変わっていないということが、この社長コメントから類推できます。

6、マスターセルバンク型の特徴(25~27p.)
社長コメント:「(自家ACT・他家ACT・マスターセルバンクの比較で)最近認可されたキムリアは自家ACT、他家ACTは1回の製造パックからせいぜい100回投与分が限度ですが、マスターセルバンクは控え目にみても10000回分で、ほぼ半永久的に使えます。半永久的は言い過ぎですが。」「マスターセルバンクは、作り置き可能だけでなく、その均一性も利点。自家のCAR-Tは、出来不出来がまちまちで、効き目もまちまち。」「マスターセルバンクは、米国fate社がNK細胞で行っている(当社はNKT)。ここはCAR遺伝子導入もやっている。私どもは未だやってないが。」「マスターセルバンクのコア技術を持っていること、さらに再分化誘導の技術にはコツがあり、これも利点。」
→今回の説明会で、マスターセルバンクについての説明が、かなり詳細でした。社長の力の入れようが判ります。
また、米国fate社を敢えて照会した意図は?永井社長の頭の中を見てみたいですね。
「CAR遺伝子の組み込みは、当社はまだですが」とは、やる可能性があるの?とも勘ぐってしまいます。

7、オープン・イノベーションによる(32p.)
社長コメント:「日本ではまだやっている人はいない。その先駆けになりたい。」
→完全個別化は、永井社長の言うBig thingであり、ブライトパスの当面のライフワークとなる骨太のテーマです。
オールジャパンのオープン・イノベーションのコーデネイター役としての働きを期待します。

8、まとめ(34p.)
①社長コメント:「iPS-NKTは(細胞医薬の)最初の一歩と考えています。導入・アライアンスによるパイプラインの構築を実際に今進めています。」
→当面の期待は抗体医薬のパイプラインのリストアップですが、社長のこの発言から、細胞医薬の新たなパイプラインの発表にも期待がかかります。
②社長コメント:「(抗体医薬については)自社で今期中にパイプラインをリストアップします。」
→「今期中」とのコメントで
、完成時期はまだ正確には固まっていないように感じました。

最後に、永井社長の髪の毛がビョンと立っていたのが気になりました。
一事が万事、永井社長、よろしくお願いします!

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