ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオについての情報を発信します。

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記事:「株主通信」を読んで。

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記事➡先日送られてきた「株主通信」に目を通しました。
この「株主通信」は、毎年1回株主総会直後に株主宛に発送され、同時にHPのIRライブラリーにもアップされます。
1年間の活動報告と今後の方向性について簡単にまとめられたリーフレットです。
昨年度は、永井社長のトップメッセージと中村SCOのコメント(新任の抱負)が合わせて掲載されていましたが、今年度は、社長のトップメッセージが中心でした。その分、ページ数が2ページ少なくなっています。
既知既報の内容がほとんどですが、トップメッセージですから、このコンパクトにまとめられた中に永井社長の思い(想い)がよく現れています。
以下、気付いたことを列記しておきます。
1、社長メッセージの冒頭大見出しが、
昨年は「革新的がん免疫治療薬の創出に向けて」
今年は「革新的創薬の実現を目指し、パイプラインの進捗と創出を加速する」
となっています。
ブライトパスのビジネスモデルについての図解が入っていて、ブライトパスの立ち位置を「シーズの創製から早期臨床試験まで」と明確にしています。
私見⇒マーケットは、「最先端のサイエンスの中でも、そのパイプランが将来有望であるインパクトがある」と判断すれば、上市前の「シーズの創製から早期臨床試験まで」のベンチャ一でも評価し株価は大きく反応します。永井社長は「今後もライセンスアウトまでの取り組みに焦点を絞ぼる方針であること」を伝えたいのだと思います。「株主もそのつもりでお願いします」と言いたいのでしょう。
2、昨年はまとめて触れられていたパイプラインについてのコメントが、今回は個別にそれぞれコメントが付けられています。
(1)GRN-1201
メラノーマについての記述は全くありません。キートルーダとの併用複合的療法として第二相を進めている、とコメントされています。
私見株主総会での質問にも答えていましたが、「メラノーマ第一相結果が遅れているのは、より良く見栄えがするように追加試験を行っている」との説明がありました。あくまで併用療法に焦点を絞っているようです。
(2)iPS‐NKT
CAR‐Tの「固形がんには使えない、待ち時間あり、高額な薬価」などの課題を指摘して、対照的にiPS‐NKTの「マスターセルバンクによる作り置き、即時投与」など、強調しています。治験開始は「2019年度中」と書かれています。
(3)抗体医薬/完全個別化療法
抗体医薬については、現在世間には進行中の開発品はあるが、「当社が自社創製を手がける抗体医薬はその次の世代のもので複数のシーズを開発中」としています。また、抗体医薬は「早期の導出が可能」とも。
完全個別化についてはほぼ既知通りのコメント。

3、今後の方針
パイプラインについて
①製品プロファイルの明確化
②陳腐化させない
③パイプラインの入替え
を挙げています。
私見➡①②は、この空白の1年間への反省の裏返しです。③は株主への念押しでしょうか。

4、当社の開発領域
「必要に応じて複数の滞留ポイントを同時に除去することを図る複数的療法を採用しながら、統合的に問題解決を図る、、、」とは、最近ブライトパスが使い出した言い方です。具体的に掛け合わせるようなパイプラインはどれとどれなのか?
今後、注目したい観点です。
5、蛇足ですが、今年の永井社長の写真はノーネクタイ、昨年はネクタイでした。いよいよ、ネクタイはずして臨戦態勢か?(笑)

「株主通信」➡
https://pdf.irpocket.com/C4594/eHSm/vqsK/S2n8.pdf

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