ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオについての情報を発信します。

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記事:ネオアンチゲン、NECに訊いてみました。

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記事→ブライトパスの「よくある質問」でも回答コメントがありました、他社(NEC)がネオアンチゲンを始めたとうニュースの件について、NECに直接訊いてみました。

※ブライトパス「よくある質問」⇒国内の企業が個別化ネオアンチゲンの試験を開始すると報道がありました。ブライトパス・バイオのプロジェクトとの違いを教えてください。

NECニュースリリース

jpn.nec.com/press/201905/20190527_01.html - キャッシュ

 

 私からNECへの質問メールは以下の通りです。

「 先般、NECがフランスの製薬企業と組んで、がん免疫治療薬の創薬領域に参入するとのニュースリリースを読みました。

(略)がん免疫治療分野、とりわけネオアンチゲンの分野では、ブライトパスバイオというベンチャー企業が東大や国立がん研究センターなどと組んで取り組んでいますが、NECがこれから手掛ける創薬は、このブライトパスと比べて、どのようなメリット・優位性があるのでしょうか?よろしくご教示願います。」

 

NECコーポレート事業開発本部からの回答

⇒「この度はプレスリリースについてお問い合わせいただき、どうもありがとうございました。

 ご質問いただいた件について回答致します。

 ブライトパス・バイオ社の詳細に関しては公開情報をご確認いただければと存じます。

弊社のネオアンチゲン個別化がん免疫療法に関しては、プレスリリースでも紹介させていただいている通り、ワクチン開発の鍵となる、患者さん毎に特異的なネオアンチゲンの選定に、NECが開発した「グラフベース関係性学習」を活用したネオアンチゲン予測システムを使用している点が強みとなります。このAIエンジンは、NECが独自に蓄積してきた試験データによる学習に加え、ネオアンチゲンの多面的な項目を総合評価し、患者さんそれぞれが持つ多数の候補の中で、有望なネオアンチゲンを選定することができます。

 また、ご不明な点がございましたらお問い合わせいただければと思います。」

 

どうやら、ブライトパスの回答や株主総会での中村SCOからのコメント、そしてこのNECからの回答メールを勘案すると、私見ですが、NECはネオアンチゲンの解析部分のみ?で自社の「グラフベース関係性学習」を活用することでネオアンチゲン完全個別化に参画する。そして「共同研究」とのことですから、治験を含めた全体の研究に資金を提供する、ということではないかと推察します。

トランスジーン社としては、今後莫大な資金が必要となりますので、資金負担の軽減を狙ってNECとの共同研究を選択したのではないかと思います。医療分野への進出を加速したいNECの思惑と一致したのではないでしょうか。

トランスジーン社がこの分野でどの程度の力量なのかは未知数すが、既に今年4月に米国FDAから本治験実施の許可を取得し、イギリスとフランスでも申請中とのことですので、侮ることはできません。

ブライトパスが進めているオープンイノベーションによる総合的な取り組みの進展、特にブライトパスが強調している「がん変異解析からワクチン製造までを一貫して行う点が最も大きな違いです」という部分に期待します。

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