記事→本日のIRを読んで、かなり霧が晴れて、先の展望が拓けたように感じます。
今日リリースされたIRの内容は治験第Ⅰ相の結果であり、それ自体は驚くことではありません。第Ⅰ相は、 Ⅱ相Ⅲ相と比較すれば、それほど難易度の高いものではありません。
ただ、今回のIRで、以下のことが改善されたように思います。
1、今後1年以内に出てきそうな IRで、ネガティブIRの可能性があったものはこのGRN1201(メラノーマ)第Ⅰ相の結果 IRでしたが、それがポジティブIRとなったことで、目の上のタンコブが取れました。
2、この先1年は、①iPS-NKT臨床試験の開始とそれまでの関連ニュース②完全個別化ネオアンチゲンの中間アナウンス③抗体医薬のPLリストアップ④新たなパイプラインや共同研究のIR、などポジティブIRが予測されますので、もちろん山谷はあるでしょうが、概ね順調な推移が期待できます。
そのような観点から、本日のIRは大きな意義があったように思います。
3、また、「 GRN-1201(キイトルーダ併用)第Ⅱ相臨床試験のこれまでの臨床成績は、我々の期待に十分応えるものとなっております」と言及して、今後への期待感を滲ませ、投資家の思惑を喚起するかのようです。キイトルー併用治験は、ライバルも数多で難易度は高いですが、今回のIRで成功の可能性は残りました。
いずれにしても、目の上のタンコブが取れ、ブライトパスは一歩前進したように感じます。
2台目のバスは今どの辺りでしょうか?笑