ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:次なるバス(IR・ニュース)は抗体医薬?抗体医薬についてのまとめ。

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記事→今週月曜日の「BP2301」のニュースリリースは、昨日の日経新聞夕刊でも取り上げられて、少しずつ波紋が広がっているようです。

さて次なるIR(ニュース)は、抗体医薬でしょうか?以下これまでの情報を整理してみました。

1、以下の表は、先の株主総会の資料ですが、この表では、2019年度上期の最後の方に ↓ が記されています(②の部分)。f:id:SHAWSHANKlife:20190808100714j:image

株主総会では「競合他社に後追いされないように、IRを出すことが出来なかった。すでに製薬会社とも話を始めている。特許も申請済みであるので、もうIRを出せる段階にきている」旨の発言が永井社長からありました。

その後、永井社長のこのコメントを再確認すべく、ブライトパス管理部にメールで質問しました。私からの質問は、
➡「抗体医薬でライセンス活動を既に進めている。」とのコメントがあり、製薬会社と話を開始している、特許も取ろうとしている、旨の発言もありましたが、これは事実でしょうか?

ブライトパスからの回答は、
➡「事実です。」と返ってきました。

2、また、昨年11月22日の決算報告会動画の永井社長のコメントでも

「抗体医薬は、PD-1、CTLA‐4などの次々世代の抗体医薬を自社創製で進めている。現在10個ほどのターゲットを進めている。出来た順にパイプラインにリストアップしていきたい」とのことでした。

3、私見ですが、これらから類推すると、特許を申請中とのことですから、まず少なくとも1つ目の抗体医薬は完成して効能を示すデータも取れていると思われます(特許出願には完成形のデータや有効性を示すデータが必要ですので)。そして、それらのデータを基にして某製薬会社とライセンスアウトの交渉を行っていると思われます(あくまでも私見です)。

4、抗体医薬は、川崎の研究所で中村CSOが中心となって推進されていますが、

少し前になりますが、今年の6月9日午後6時からの30分番組、テレビ神奈川「カナフルTV」 の「最先端医療技術をかながわから」でブライトパス川崎研究所が紹介されました(ブライトパス登場は動画の13分~15分まで)。→

カナフルTV 6月9日放送 最先端医療技術をかながわから!<知事出演> - YouTube

28:23

カナフルTV 6月9日放送 最先端医療技術...

2019年6月12日 YouTube

この番組は、神奈川県川崎市殿町地区で進められている都市再開発プロジェクト「キングスカイフロント(King Skyfront)」を紹介する内容で、ブライトパスはLIC(ライフイノベーションセンター)に入居している企業のひとつとして紹介されていました。
ブライトパスの中村CSOが説明していましたが、彼が大きな実験機器の蓋を開けると、そこにはゆっくりと回転している液体の入ったフラスコが3つありました。ここでテロップで【動物の細胞を利用して作った抗体】と画面に出ました!確かに抗体医薬を作製中のようです。あのフラスコの中の抗体は何番目の抗体でしょうか?3つ目か4つ目かもしれません。

上に動画を貼っておきますので、ご覧下さい(ブライトパスは13分頃からです)。

5、また、7月から着任された岡田医薬品部長の経歴を見ると、2004年、米国でのBioWa, Inc.(協和発酵キリン株式会社の米国子会社)を振り出しに、バイオ医薬品の領域を対象として、地道に取り組んでこられたようです。

協和発酵キリンでは「抗体グローバル開発プロジェクトのプロジェクトリーダー」を務められており、抗体医薬に関する経験も抱負です。

6、以上を勘案すると、ブライトパスは、かなり早い段階から抗体医薬を経営の大きな柱のひとつとして位置付けて、その筋書きに従って一連のアクションを起こしているように私には見えます。

以上、私見です。

 

 

 

 

 

 

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