記事→添付しました資料は、キトルーダの併用治験に関する記事です。この記事からも判るように、がん免疫治療の次なるステップは「キイトルーダを主役とする併用療法」に向かっているように思われます。
ブライトパスも、「キイトルーダとGRN‐1201の併用第Ⅱ相治験」を行っています。
先月8月5日にブライトパスからリリースされたIR「がんペプチドワクチン GRN-1201のメラノーマ対象第Ⅰ相臨床試験 結果 のお知らせ」には、
「 現在進められている 第Ⅱ相臨床試験では、 ペンブロリズマブ(キイトルーダ)の併用により、ワクチンで誘導された GRN-1201抗原特異的細胞傷害性 T細胞 ががん局所でPD1/PD-L1を介して受ける抑制シグナルから免れることにより、単剤の場合を上回るがん 免疫誘導 が発揮され 、これが主要評価項目の奏効率に結びつく ことが期待されます。実際に、 第Ⅱ相臨床試験 のこれまでの臨床成績は、我々の期待に十分応えるものとなっております。」(太字は私が加工)
と、期待感を持たせるような踏み込んだコメントが書かれていました。
太字部分は、書き手の単なる予測や憶測や希望のコメントではなく、「これまでの治験経過を踏まえた客観的な評価コメント」です。
これ(太字部分)をそのまま鵜呑みには出来ませんが、IR情報としてのオフィシャルなリリースには、それなりの重みと責任があります。