記事→12月14日発行の東洋経済に「最新 危うい会社リスト」という物騒なタイトルの記事が掲載されています。
この記事には、5期以上赤字を継続している上場企業47社がリストアップされています。ただ、この全てがダメ会社と決めつけているわけではなく、例えば将来有望な研究を行っているバイオベンチャーは、赤字を連続していても存続の意義を認めています。
5期以上赤字を連続している企業リストには、、、
アンジェス 連続17年
ナノキャリア 連続12年
キャンパス 連続9年
シンバイオ 連続8年
ラクオリア 連続8年
オンコセラピー 連続7年
メドレックス 連続6年
オンコリスバイオ 連続6年
など多くの製薬バイオベンチャーが含まれています(バイオベンチャーは全部で19社)。なお、ブライトパスは2015年10月22日上場ですので、まだ5期には達していません。
ただ、「バイオベンチャーなら連続赤字でも許される」ということではありません。その企業の研究の内容、揃えているパイプラインの優劣、手持ち資金の豊富さ、提携アカデミアの広がり、経営陣の能力、、、などなど決算数字には表れない要素を熟知して投資する必要が投資家には求められます。
そこが、バイオベンチャー投資の面白さ・醍醐味でもあります。
12月14日付東洋経済 →https://toyokeizai.net/articles/-/318563?display=b