記事→本日「千葉大発イノベーションとベンチャー育成」と銘打って、千葉大亥鼻イノベーションプラザが開催されました(日本橋ライフサイエンスビルディングにて)。
このセミナーでiPS-NKTについての講演があるとのことで、日本橋まで出掛けてきました。。
セミナーは17時30分時から始まりますが、iPS-NKTは、第二部の二コマ目です。
講師は、千葉大再生治療学研究センター長の江藤浩之教授です。初代センター長岩間厚志教授が東京大学へ転出され、その後任として、京都大学iPS細胞研究所との兼務で江藤先生が新たにセンター長に就任されたとのこと。月曜火曜は千葉大に、水曜日からは京大勤務とのこと。明快な語り口で、なかなかの御仁と推察いたしました。
演題は、
「千葉大学再生治療学研究センターが希求するオンリーワン」
持ち時間20分の内、iPS-NKTの話しは約12分程度で、内容はほとんどが既知の情報でしたが、示された数枚のスライドは、古関先生や本橋先生の資料とは異なるものでした。
臨床試験の時期についてのコメントですが、冒頭は「まさにこれから臨床試験が始まる」とざっくりとした表現でしたが、話しの最後に「今年度末または来年度の始め」と具体的な言及がありました。
この時期になっても未だ臨床試験の開始時期は流動的なようですが、まさに目前に迫っていることは間違いなさそうです。
余談ですが、iPS-NKTの話し以外では、千葉大発のベンチャー企業である「自律制御システム研究所」(ドローンの研究)の話が記憶に残りました。調べてみるとマザーズ(6232)に上場していて、時価総額は423億円(本日終値)です。何かの縁ですので、投資対象として研究してみます。