記事→オプジーボなど免疫チェックポイント阻害薬は、全ての患者さんに有効ではなく、一部にしか効果がなく、投与しても空振りに終わる場合があり、コスト面でも無駄が生じていました。ブライトパスもこの空白領域を狙って研究しています。
本庶佑先生らのグループが、
肺がん患者の血液でPD-1阻害抗体の効果を判定する方法を発見したとのこと。
肺がん患者の血中免疫細胞のエネルギー代謝状態や、血漿中の代謝産物に注目し、4項目を調べることでPD-1阻害抗体が効く患者と効かない患者を高い確率で見分けることに成功。この方法は血液を使用するため、侵襲性の少ない診断法として期待されます。また、有効性を予測できるだけでなく、治療効果を改善するための研究につながることも期待されます。
免疫チェックポイント阻害薬剤の効かない患者さんの割合は多く、それがある程度限定できるようになれば、益々ブライトパスの手掛けている研究の意義は、重要になってきます。
NHKウエッブニュース→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266471000.html
本日、日経夕刊記事→