記事→ブライトパスの株価がなかなか上昇気流に転じない要因の1つが、大量の信用買い残高でした。
これが重石となり、自然体の株価の伸びが、これまでしばしば妨げられる場面があり、また下げる時は一気にオーバーシュートしてしまうことが多々ありました。
今回のコロナショックによる急激なマーケット全体の下落は、ブライトパスの株価も大きく引き下げましたので、信用買いの多くの投資家は、追証対応のため泣く泣く安値で損切りを迫られました。
その結果、信用買い残高は大きく減少しました。ここ1ヶ月の信用買い残高の推移は以下の通りです。
3月13日 2540900株
3月6日 3019700株
2月28日 3194000株
2月21日 4271100株
2月14日 4356400株
半年遡っても400万株を下回った週はありませんでした。また、目安となる信用倍率も長らく10.0をこえていましたが、劇的に改善して久々に5.0を下回って4.87に落ち着きました。
大量の信用買い残高による強烈な売り圧力は、かなり緩和されたと思われます。
頭の上の曇天の厚雲が少し晴れたのあれば、株価の動きも多少は変わってくる可能性が出てきました。
「ブライトパス信用残高の推移表」→https://m.finance.yahoo.co.jp/stock/historicaldata/margin?code=4594.T