ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:iPS-NKT、月刊テーミス5月号の記事にブライトパスの社名も。

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記事→先日ご報告しました月刊テーミス5月号の件ですが、都内八重洲ブックセンターにありましたので、購入しました。

まず、この情報誌の一般的な評価ですが、創刊28年目の月刊誌で、編集主幹は、講談社で『月刊現代』編集長、『週刊現代』編集長、『フライデー』創刊編集長などを歴任した伊藤寿男氏です。大手新聞や大手週刊誌で扱ったテーマ(政治・経済・科学・文化など)をさらに独自の観点から深掘りし核心に迫ろうとする「新オピニオン誌」です。

 

テーミス5月号96~97ページの見開き2ページに「古関明彦理研チームリーダーを中心に頭頸部がんをiPS-NKT細胞で撃つ」との記事が掲載されていました。副題として「免疫細胞を体外で増やした後に患者の体内に入れがん細胞を叩く新療法に期待が」とあります。

特段新しい情報はありませんが、全体としては、86年の千葉大谷口教授によるNKT細胞の発見から始まり、現在の臨床治験に将に辿り着こうとしている段階までを詳細に解説しています。特筆すべきは、ブライトパスの社名が記されていることです。

以下、ポイントを順番に列記しますと、

1、「長らく、がんの治療法は外科手術・化学療法・放射線の三本柱だったが、本庶先生のノーベル賞受賞で免疫療法が第4の柱として加わった。」

2、「その後も様々な抗がん剤と免疫療法との併用などが繰り広げられているが、これらと一線を画す新たながん免疫療法が着々と実用化に動いている。」

3、2月20日付の産経新聞記事「iPS細胞がん免疫療法 千葉大、初の治療計画をを了承」を紹介し、「臨床試験が5月末にも千葉大医学部附属病院で始まる」と。

4、NKT細胞の説明。86年に千葉大谷口教授が発見。「海に生息する海綿から抽出された物質「ガラクトシルセラミド」で活性化されると活性化することを発見。」また、アジュバンド効果にも言及。

5、01年、千葉大で臨床試験が始まり、効果を確認。11年には厚労省から「先進医療」に認めれ、保険適用への第一歩をクリアーした。

6、「ところが、効果が高いNKT細胞にも1つ問題があった。血中T細胞のうち、わずか0.01~0.1%しか存在しないのだ。」

7、この問題を解決したのがiPS細胞の活用、

古関明彦先生が中心となり、紆余曲折を経て、iPS-NKTが生み出された。NKT細胞からiSP細胞に変えるだけでも3年近くかかった、との古関先生の談。

8、このように1つ1つ確認を積み重ねて、将に第Ⅰ相臨床試験にこぎ着けている。

「千葉大の計画では、20才~80才の患者さん10数名が対象となる」とのこと。

9、「良い結果が出れば、肺がんなど対象疾患を広げていくほか、製品化に向けて、企業治験が行われる方針である。」

10、「理研は18年3月に、がん免疫療法を手掛ける創薬バイオベンチャー「ブライトパス・バイオ」とiPS-NKT細胞の共同研究契約を締結。同社は今回の臨床試験を後押しし、iPS細胞のがん免疫療法分野での世界初の製品化を目指す。」

11、「将来、iPS-NKT細胞が工業生産できるようになれば、製造コストも下がり、患者の利便性が増すとみられている。」

以上、本文から、引用(「  」)・抜粋しました。

iPS-NKTについて、活字媒体でブライトパスの社名が出ることは、これまであまりありませんでした。

近い将来リリースされる第Ⅰ相開始のニュースや記事には、是非ともブライトパスの社名が取り上げられるよう、広報は根回しして欲しいと思います。

(記事全画面の転写掲載は差し控えました。)

テーミス5月号→https://www.fujisan.co.jp/product/1281682849/new/

 







 

 

 

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