記事→先日ブライトパスに送っていた質問メールに対する返信メールが、本日届きました。
送っていた質問メールの内容は以下の通りです。
(質問)→「まもなくiPS-NKTの第Ⅰ相が始まりますが、その際は、大きな区切り目ですので、千葉大や理研の同席のもと永井社長にも出席いただき、オフィシャルなマスコミへの発表の場を作っていただきますようお願いいたします。コロナの影響で記者会見などの実施には、ハードルもあると思いますが、ブライトパスの存在感を示す絶好の機会ですので、是非よろしくお願いします。以上」
(回答)→「ご提案ありがとうございます。当社は現在独占開発製造販売権導入オプションを有している立場であり、本件の進捗の公表は共同研究先の理研と千葉大主体で進められているため、臨床入りのタイミングで発表方法も、従来の方法に従うこととなります。」
(私見)→やはり、第Ⅰ相臨床入りのタイミングでの発表で、ブライトパスが表に出るのは難しいようです。
第Ⅰ相臨床試験の主体は「理研と千葉大」で、ブライトパスは「独占的開発製造販売権導入のオプション権」を有している立場であり、理研や千葉大と同等の位置付けではないからという説明です。
ただ、マスコミが独自に、ブライトパスの位置付けや存在を紹介することは何ら問題はありません。ブライトパスとしては、これまで好意的だったマスコミに情報提供して記事にしてもらうよう広報活動をやってはいかがかと思います。
第Ⅱ相からはブライトパスで企業治験を行う準備をしているようですが、第三者割当てをスムーズに実行させるためにも、第Ⅰ相開始のこのタイミングでアクションを起こして欲しいものです。
バイオベンチャーにとって、研究・資金調達・広報活動は最重要三本柱です。