ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:先日リリースされた「第2四半期決算短信」を読んで。

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記事➡️先週金曜日にリリースされた「第2四半期決算短信」に目を通しました。
速報でご報告しましたように、特筆するようなサプライズ(プラスもマイナスも)は、特にありませんでしたが、気付いたポイントを以下に列記しておきます。

1、第2四半期までの売上高は、昨年同期と同じく1百万円、経常利益は△772百万円(昨年同期△843百万円)。
➡️売上げはほぼなく、研究開発費は微減ということ。

2、純資産は、今年3月末(3235百万円)と比べ て、ブラス890百万円となって、4125百万円に増えました。
これは、第三者割当増資によるものです。まだ、行使途中ですが、資金面では一息ついています。

3、通期の純利益は△1907百万円と予想されていますので、この下期で約10億円の研究開発費を予定していると読めます(上期は約8億円を費消済)。

4、定性的情報
(1)GRN-1201
「一定の累積症例数に至ったところで、中間評価を行い、目標とする奏効率をクリアーしていれば、さらに症例数を積み重ねていきます。」
(2)BP1101、BP1401、BP2301
「現在、非臨床試験を進めています。」
(3)iPS-NKT
「・・・大手製薬企業の参入が表明されましたが、これらに先行しております。」
「当社は本治験を後押しするとともに、医師主導治験に続く企業治験を見据えた製造工程改良をすすめています。」
(4)BP1200、BP1210(いずれも抗体薬)
「現在、リード適正化とさらなる機能評価並びにより機能の高い新規クローンの取得を進めています。」
(5)その他の開発プログラム
「新しい世代のがん免疫抗体医薬シーズを複数創製し・・・」
「がん研と新型コロナウイルスの抗原同定の共同研究を実施・・・」

5、業績予想などの将来予測情報に関する説明
➡️2020年5月15日に公表した業績予測から変更なし。

以上、簡単にまとめました。

また、同時に「営業外費用及び特別損益の計上に関するお知らせ」もリリースされていますが、こちらも特段株価に影響するものではないと思います。
「特別利益の内容」を見ると、ストック・オプション権利失権による戻し入れです。
株価が上がり、ストックオプションが実行され、役職員も潤う日が来るのはいつになるのでしょうか。
永井さん!頼みますよ。

リリースされた決算短信➡️https://pdf.irpocket.com/C4594/aMKh/WpZS/Vsl5.pdf

ストックオプションとは➡️ストックオプションとは?仕組みやメリットなど経営者のための基礎知識 | ビジドラ~起業家の経営をサポート~

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