記事➡️本日10時30分からアナリスト・機関投資家向けの会社説明会が開催されました。
その際に使用された説明会資料がアップされています。
また、そのあとに「Corporate Presentation」が更新され、説明会資料に従って「がん免疫治療薬パイプライン」が更新されました。
細かく見ていくと、ブライトパスの研究開発は着実に進んでいることが確認できました。
ただ、まだ結果が出ていません。待たれるのは、ライセンスアウトなどの吉報、サプライズニュースです。
以下の通り、今回の「がん免疫治療薬パイプライン( 11月18日版)」と前回の「がん免疫治療薬パイプライン(5月18日版)」を比較して、更新されたポイントをまとめてみました。
ページ数は11月18日版のページです。
1、概要(3P.)
「世界初となるiPS細胞から作製したNKT細胞を投与する医師主導治験を千葉大病院にて実施中」との記載あり。
2、当社の開発パイプライン(7P.)
これまで非開示とされていたパイプラインが開示されています。
BP1211(非開示)➡️BP1211(PVR)
BP1206(非開示)➡️BP1206(HLA-DR)
3、8P.のパイプライン一覧表
iPS-NKTの部分が第Ⅰ相に。
4、BP2301のパートの21P.は新たに追加されているページ。
「腫瘍再移植マウスモデルにおいても顕著な抗腫瘍効果をしめした」と。
5、BP1101:ネオアンチゲンワクチン
24P.の右半分は新たな資料。ネオアンチゲン予測アルゴリズムについての図表。
それに続く25P.~26P.も新たな資料。「予測アルゴリズムで選ばれたワクチン(ペプチド)により誘導されたT細胞は抗腫瘍効果を示した」と。
6、27P.~29P.は、BP1209に関する新たな資料。
28P.29P.では、「マウスモデルの複数のデータで、抗腫瘍効果を示した」と(このデータは興味深く拝見しました)。
7、 30P.~31P.は、BP1401に関する新たな資料。
「BP1401(D35-LNP)により、T細胞が腫瘍に侵潤し、腫瘍が縮小する」と。
8、39P.は、BP1211に関する新たな資料。
BP1211により「T細胞の疲弊を抑制」と。
9、40P.~41P.は、BP1206に関する新たな資料。
「胆がんマウスモデル試験で高いい抗腫瘍効果を示した」と。
以上、前回(5月)の説明会資料との比較で、ポイントを列記してみました。
今回の資料を見ると具体的にポジティブなデータが複数示されており、研究開発は確かに進捗しているようです。
あとは、何か突破口となるビッグニュースを待つばかりです。
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