記事➡️2月5日付の当ブログで、ブライトパス・信州大学・京都府立医科大学の三者共同申請の特許「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」がオープンとなっています、とご報告しました。
この件に関して、ブライトパスに対して「この特許の意義は?」と質問メールを投げ掛けていましたが、それに対する回答メールが届きました。
以下、ご報告します。
[質問メールの内容]
「2月4日に、ブライトパス・信州大学・京都府立医科大学の三者共同申請の特許「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」がオープンとなっていますが、この特許の意義を判りやすくご教示願います。」
[回答メール]
「体内での増殖と維持に優れた免疫記憶細胞の特徴を有するCAR-T細胞を製造することを目的とする技術発明です。CAR遺伝子の導入にウイルスベクターを使わないpiggyBac法を用いながら製造工程におけるCAR-T細胞の大量増殖を実現する培養法を特徴としています。
以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。」
BP2301は、ブライトパスの有望なパイプラインです。
「固形がん(骨肉腫)対象で自家CAR-T療法、非ウイルス遺伝子導入法により、簡易かつ安全で持続的な作用」というのが特徴ですが、肝となる技術は特許によってプロテクトしていくことが不可欠です。
汎用性のある技術であれば、特許自体にも高額な価値が期待できます。
今後の動向に期待します。