記事：本日、ブライトパスのPRニュースで学会情報がリリースされました。

記事➡️5月19日（水）～21日（金）にオンラインで開催される第69回質量分析総合討論会に、ネオアンチゲン・ワクチンの共同研究に関連する発表が行われると、本日ブライトパスのPRニュースが報じています。
本日リリースのPRニュース➡️ニュース｜IR情報｜ブライトパス・バイオ株式会社
ご参考、以下、解説文の和訳➡️
「最近、癌ワクチンの標的として癌新生抗原が大きな注目を集めています。ネオ抗原は、主要組織適合遺伝子複合体（MHC）に表示される自己ペプチドであり、癌組織でのみ観察される体細胞変異を持っています。質量分析法でMHC関連の新抗原を検索したところ、これらのペプチドは生体サンプルのノイズに埋もれているため、特定するのに問題がありました。ナノキャピラリーカラム（Auroraカラム）を使用してペプチド分離を改善し、より多くのMS / MSスペクトルを取得できるようにしました。カラムは1.6µm粒子の高分解能を持ち、デッドボリュームが低くなるように設計されているため、サンプルを質量分析計に効率的にスプレーできます。その結果、これまで同定できなかった多くのペプチドを同定することができました。 ペプチドは、培養されたHCT116結腸癌細胞から抽出され、抗MHC抗体で免疫沈降され、質量分析計によって測定されました。ペプチド配列は、HCT116のエクソームおよびトランスクリプトームから取得したデータベースに対して検索されました。現在、臨床腫瘍サンプルから新抗原を検索中です。 」