記事➡️決算短信をじっくりと読みました。
特段のサプライズはありませんが、いくつか気付いたセンテンスを以下列記しておきます。
1、今年の株主総会の日程は6月24日との記載があります。
2、管理部長は長野さんで、続投中。
3、21年度の売り上げは200万円。
4、21年度末の純資産は35億円で、昨年度32億円を上回っています。これは第三者割当増資のお陰で、純資産の目減りは回避されています。
5、信州大学から導入したHER2 CAR-T細胞療法(BP2301)が臨床試験開始にむけて具体的な準備に入っている。
6、抗体医薬パイプラインは、PD-1/PD-L1に次いでT細胞の疲弊や機能抑制に関する免疫チェックポイント分子としてそれを阻害することの有効性が科学的に示される途上にある標的分子に対する抗体の開発を進めている。
7、GRN1201の第Ⅱ相は、米国における新型コロナウイルス感染状況を受けて、臨床試験は停止や中止をすることなく継続できていますが、症例登録には時間がかかっている。
8、抗体医薬パイプラインは、探索研究段階にあり、BP1200(抗CD73抗体)、BP1210(抗TIM-3抗体)等がん免疫を成立させることを目指した抗体を複数開発しています。ライセンスアウトを目指し、取り組みを継続している。
9、2022年3月期の業績見通しにつては、研究開発をさらに推進すべく研究開発費1,515百万円(21年3月期:1467百万円)の
計上を予定しており、営業損失は1,852百万円の見込み。
注目は、5月19日10時30分から行われる機関投資家向けの説明会です。当日資料がリリースされますので、すぐに精読して、本ブログでレポートさせていただきます。
資料リリースは、説明会開催時刻と同じ10時30分で是非お願いします(申し入れます)。