ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパスからの回答が届きました。

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記事➡️先日リリースされました「事業計画及び成長可能性に関する事項」について、ブライトパスに以下のような質問を投げ掛けていましたが、その回答がブライトパスから届きました。

【私からの質問】
「事業計画及び成長可能性に関する事項」がリリースされましたが、これはグロース市場への移行に伴う提出資料だと思いますが、この資料の内容で、これまで貴社が発表されてきた情報と比較して、新たな情報は含まれているのでしょうか?
含まれているのなら、それはどの部分でしょうか?
個人投資家としては、新たな未知の情報が何か?を知りたいので、よろしくお願いします。

【ブライトパスからの回答】

2022年4月施行となる東証の市場区分の再編に伴い、既存のマザーズ市場の上場会社がグロース市場への移行を選択する場合に、東証の指定する内容で構成される「事業計画及び成長可能性に関する事項」の説明資料を、年内に東証に提出し開示することが求められています。当社は、11月19日に本資料を開示いたしました。
本資料は、東証が指定するフォーマットで記載内容が決められており、①ビジネスモデル ②市場環境 ③競争力の源泉 ④事業計画 ⑤リスク情報 から構成されています。

ご質問いただいた主な追加点は、以下のとおりです。

P36以降の②「市場環境」の特に競合に関する情報、③「競争力の源泉」におけるモダリティ毎の競争優位性に関する考察、及び④事業計画が新たに今回お示しした項目になります。

また各パイプラインの説明では、
・BP1209
標的細胞(免疫の司令塔にあたる樹状細胞)へワクチンを送達させるドラッグ・デリバリー・システム(DDS)として抗体を用いますが、これまでは、樹状細胞マーカー抗体として、実際の標的抗原は公開しておりませんでした。

今回は、それが免疫チェックポイント分子にあたるPD-L1(樹状細胞が発現しているPD-L1)とCD40(樹状細胞の活性化に関わる)であることを明らかにしました。

担がんマウスモデルの試験では、通常のワクチンでは為しえないと言ってもよい抗腫瘍効果(先にがん細胞が移植して腫瘍塊を形成しある程度大きくなってから投与してそれを抑え込んでいる結果。通常のワクチンでは、先にワクチンを投与しておいてからがん細胞を移植するモデルになっており、先にがん細胞を移植する方が抗腫瘍効果を示す難易度ははるかに高い。)が示されています。

・BP1200
今回、ESMO 2021学会で、担がんマウスモデルにおける抗腫瘍効果までひと揃えのデータを公開しておりますので、それに合わせてデータを更新しました。他社の抗体に比べて当社抗体にはスペック上いくつも優位性があり、本資料の方には代表例しか載せておりませんが、学会発表資料の方にはすべて載せています。

・BP1210
他社抗体とは異なるバイパラトピック抗体というフォーマットを使っている使っていることをSITC 2021学会で発表しておりますので、それに合わせて本資料でもその事実と優位性となる点をデータとともに示しています。
通常抗体は、例えて言うなら右手と左手があって、この右手と左手はほぼ同じで、細胞表面の標的抗原タンパク質の特定部位に、どちらかの手で、結合します。これに対して、当社抗体は、二重特異性抗体の技術を駆使し、右手と左手を別々の抗体からもってきて組み合わせており、右手ではこの特定部位を、左手では同じ標的抗原のこの特定部位をという、両手でつかみにかかる性質をもたせています(3次元モデルの図)。

回答は以上ですが、新たな情報がいくつか含まれていましたが、特に3つのパイプライン、BP1200、BP1209、BP1210については、特筆すべきポジティブなデーターが新たに付け加えられており、二三年前ならこれだけで株価は上昇したと思われます。
ただ、いかんせんブライトパスへの注目度が低迷している現在では、株価はビビッドには反応してくれません。
やはり、ライセンスアウトという特効薬が必要です。
ただ、今回リリースされた新たな情報から、ブライトパスが着実に前進していることは、明らかになりました。
反転の狼煙を早く見てみたいものです。

リリースされたIR情報➡️
[https://pdf.irpocket.com/C4594/gK0G/WlRD/qsx1.

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