記事→GRN-1201のキイトルーダとの併用治験は現在まで米国で実施されており、今月末までには、第II相第1ステージのデータが開示される予定です。
以下は、昨年11月29日の決算説明会資料ですが、この中の矢印部分に「P2ステージ1データ fy2201 4Q」と明記されています。
さて、ここからは私見ですが、以下のように私は考えています。
①GRN-1201は、その名前(グリーン=GRN)の通り、グリーンペプタイド社時代の産物である。
②それゆえ、過度の期待はなかなか難しいと思われる。
③ステージ1データが、良好であれば、早急にライセンスアウトにこぎ着けて欲しい。
④仮にネガティブな結果であっても、他のパイプラインが育って来ているので、GRN--1201の深追いは避けて欲しい。キイトルーダ併用治験はコストも膨大。
⑤むしろ、GRN--1201を損切りすることで、ネガティブな要素が一掃されるので、直後は株価は下がっても、中期的には重石がなくなり株価にはプラスに働く可能性あり。
GRN-1201については、国際特許が開示されていたり、オープンにされているデータにはポジティブなものもあるので、期待を抱かせる要素もありますが、なかなか先の読めない投資家泣かせの厄介なパイプラインです。