ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:「会社四季報 春号」のブライトパスバイオについて。

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記事→会社四季報 春号(4月15日発行)が、書店に並び出しています。
ブライトパスバイオの項目を抜粋してみました。
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この四季報のコメント欄を読んで思うところを、以下にまとめました。
①「がんワクチンなど研究開発費は、会社計画より減る可能性大。」
がんワクチンとはGRN-1201を指しています。第II相ステージ1が完了することから、これに関するコストは減るということか、またはコロナ禍で被験者が集まらず計画値をしたまわったのか、いずれにしてもステージ1のデータ結果が待たれます。
②「23年3月期は導出可能性。」
これも、GRN-1201に関するコメントです。確かに可能性はありますが、それもステージ1のデータ次第か。
③「細胞治療で1件治験入り」
これは、BP2301のことです。目下順調に進捗しているようです(※脚注参照)。
④「(GRN-1201の)第II相ステージ1の奏効率データを見て、ステージアップや導出を検討」
ステージアップとは次の段階に研究を進めるということか、導出ならば万々歳ですが、損切りして中止するという選択肢もあるはず。
前の本ブログでも書きましたが、投資家を悩ませるパイプラインです。
⑤「22年2月の市場調達資金を使い、細胞治療、抗体に開発重点移動」
近年のがん治療の動向を見ていると、細胞治療や抗体薬に有望な研究が集中しており、これらへの重点移動というブライトパスの狙いは、的を射ていると思われます。

会社四季報の夏号では、ブライトパス反転反発のコメントを期待します。

(注)3月26日、読者様のご指摘で③を訂正しました。正しくはBP2301です。

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