記事→本日、ブライトパスから、今年度末(3月末)までに結果をリリースする予定の「GRN-1201の第Ⅱ相試験第Iステージ結果報告」についてのIR情報がリリースされました。
内容は「米国の新型コロナによる諸事情により第Iステージの結果報告を半年延期します」というものです。
以下、私の思うところを書き留めます。
①半年延期となったのは残念ですが、損切りせず「GRN-1201 の可能性を見極めたく存じます」と、判断していることに、軽い驚きと淡い期待感を抱きました。
もし損切りしてGRN-1201の治験を中止するつもりなら、新型コロナは「格好の口実」になるはずです。しかし、損切りは選ばず続行を選択したということは、このパイプラインに確かな手応えを持っているようにも見えます。
この治験は結果がフタを開けないと判らない「ブラインド方式」ではなく、オープンラベルで実施されているので、中間のデータを確認しながら治験を進めてきたからです。
確かに発表されているデータはポジティブですし、国際特許も開示されています。
大きなことは言えませんが、まずは150円を目指して、ポジティブIRを積み上げて欲しいものです。
②この半年延期で、GRN-1201に関するIR情報は半年は出てこないと思います。
そうなると、次に期待されるIR情報は、抗体薬のライセンスアウトやBP2301の治験開始など、ポジティブIRが予測されます。
従って、ネガティブIRを余り心配することなく、これからの半年で複数のポジティブIRをリリースして株価を引き上げていくことが可能になったように思います。
明日のマーケットは、本日のIR情報をネガティブに取るか否かは未知数ですが、私は損切りしなかったことに、予想外の微かな希望を見出だしました。
以上、私見です。
リリースされたIR情報→
https://pdf.irpocket.com/C4594/jQug/MVlh/muLa.pdf