ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:関連情報、日経新聞(4月16日朝刊)記事「iPS創薬 実現へ試金石」

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記事➡️iPS細胞(induced Pluripotent Stem cell)の山中伸弥教授が、ノーベル生理学・医学賞を受賞したのは2012年ですので、早10年が経ちました。
iPS細胞の使い途は、大きく分けて「再生医療」と「iPS創薬」に別れます。
前者は、病気やけがなどで機能を失った組織や臓器を修復、再生する治療のことです。
後者は、患者の細胞から作成したiPS細胞を使って、病態を再現した疾患モデル細胞を開発し、効果のある医薬品の探索を行うことです。
この記事は、iPS創薬のうち、京大井上治久教授が進めているALS患者向けの治験が第II相に入ったと報じています。

ブライトパスのiPS-NKTは、「再生医療」と「iPS創薬」の両面を持ちます。
NKT細胞そのものを「増やす」という観点から見れば「再生医療」に近く、がんの薬剤を創薬するという観点から見れば「iPS創薬」と見ることも出来ます。
現在、iPS-NKTは、理化学研究所・千葉大が中心となって、頭頚部がんを対象とする医師主導治験が開始されていますが、本パイプラインについては「商業生産を見据えた製造工程の開発を行っております」(ブライトパス通信より)と第II相を想定した取り組みが、川崎研究所で同時並行で進められています。
第I相の結果次第では、一気にライセンスアウトヘ持ち込みたいという意気込みが読み取れます。

iPS-NKTに関しても、是非ブライトパス通信での現状報告、特に「商業生産を見据えた製造工程の開発」についての詳報を希望します。

本日の日経記事➡️
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