ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパス、連日のストップ高。来週は?iPS-CAR-NKTとは?

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記事➡️
1、本日の株価動向について
11月2日に続き、本日もストップ高で終わりました。
しかも、今日はマーケット開始から寄り付かずそのまま午後3時まで124円から一度も剥がれ落ちることなく、連日のストップ高で終わりました。
さらに注目すべきは、成行買いが時間の経過に従って徐々に増え続けたことです。
以下は本日最終午後3時の気配値の板です。

午後3時時点で、成行買いに2093万株、本日の上限幅株価である124円に256万株が残りました。
合計で2349万株の買い注文が残ったわけです。
11月2日のストップ高の際の成行買いと上限幅株価(94円)の買い注文残高は1326万株でしたので、今日の残高は2日の約1.8倍です。
このことから、株価上昇のマグマのパワーは依然として高いレベルにあると言えます。

また、本日の夜間PTSの取引を見ると、午後9時現在で既にストップ高の174円に貼り付いています。
このことからも、まだマグマのパワーは継続しているように見えます。

2、iPS-CAR-NKTについての情報
さて、この大商いの発端は、IR情報「理化学研究所に対する、iPS-NKT にかかわる独占的開発製造販売権の導入オプション行使に関するお知らせ」です。
そして、このIR情報の中で、とりわけiPS-CAR-NKTが今注目されています。
おそらくブライトパスの命運はこのパイプラインにかかっています。
このパイプラインが価値ある魅力的な本物のパイプラインか否かが、今後の株価動向を左右します。
このiPS-CAR-NKTに関して、興味深い情報を見つけました(ある賢者さんのTwitterで紹介されている情報です。賢者さん、有り難うございます)。
➡️
CAR-NKT cells: More of a Goldilocks or a Kangaroo?

この資料の結論の部分には、
「That being said, the Goldilocks metaphor is probably better to describe CAR-NKT cells. Allogeneic CAR-T cells can be a bit too hot in terms of alloreactivity, while CAR-NK cells may have diminished effector function once cooled. In contrast, CAR-NKT cells might be just right to capitalize on the potential of ‘off-the-shelf’ effector cell therapies.」
と書かれており、要約すると以下の通りです。
➡️「CAR-NK 細胞は冷却するとエフェクター機能が低下する可能性があります。対照的に、CAR-NKT 細胞は、「既製」のエフェクター細胞療法の可能性を利用するのにちょうどいいかもしれません。」
と書かれており、iPS-CAR-NKTに対して好意的肯定的な見解を示しています。
いくらブライトパスが力説しても、第三者が認めてくれなければ、世に出るパイプラインとはなりませんので、このような情報に触れると少しホッとします(笑)。

3、ブライトパスも、もちろん自社資料で
「NKT細胞は体内で内因性のキラーT細胞を活性化させるところに最大の特徴があり、 今ある他家細胞療法の弱点である抗腫瘍効果の持続性の問題を解決する可能性がある」と、iPS-CAR-NKTの優位性に繋がる作用機序を説いています。


いずれにしても11月11日午後11時からの学会発表で、ある程度全容が明らかになると思われます。
その内容の評価によって、学会以降の株価の動向が決まってきます。
永井社長は、自信があるからこそ、オプション権の行使に舵を切ったわけです。
真に根拠ある上昇気流が形成されるよう、世界が驚き世界に認められるような発表内容であることを期待します。

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