記事➡️(本日3本目のブログ記事です)
昨年5月17日NHKワールドJAPANのテレビ番組『Medical Frontiers』の中で、理化学研究所と千葉大学が共同研究している、ブライトパスのパイプライン「iPS-NKT」の取り組みが放映されました。
その番組の内容紹介には➡️
「NKT細胞は免疫系の女王蜂として機能します。 他の免疫細胞は働きバチのようなもので、NKT細胞なしでは効果的に機能することはできません。 NKT細胞がなければ、人間は感染症に対して無防備であり、絶滅した可能性があります。 NKT細胞は1986年に日本の研究者によって発見されました。 彼の元学生たちは、再生医療を使用して、NKT細胞を使った新しい癌治療法を生み出しました。 」 と解説されています。
「彼の元学生」とは古関先生(千葉大➡️理研)のことです。
一昨年の株主総会で永井社長は、千葉大ラボの話として「NKT細胞はKT細胞のど真ん中に在る」とコメントしていましたが、このNHK番組解説では、「NKT細胞を女王蜂と、NK細胞を働き蜂」と表現しています。
とても判り易い例え話でよく覚えています。
昨日5月9日付、iPS-NKTに関連する日経バイオテクONLINEの記事「iNKTとは」がリリースされていますので、ご紹介しておきます。
➡️iNKT細胞とは:日経バイオテクONLINE
iPS-NKTとiPS-NK、どちらも一長一短があるかもしれませんが、11月11日の米国学会の発表で徐々に明らかにされていくと思われます。