記事➡️本日13時から、東京駅近くの大和八重洲ビル7階にて、大和IR社主催の合同会社説明会が開催され、その1コマ目にブライトパスバイオの永井社長が登壇されしました。
参加者は約200名、約50分間の説明でした。
確か昨年はオンライン開催された毎年恒例の個人投資家向けの説明会です。
既存のホルダーよりむしろ、これから投資先を検討中の個人投資家に様々な業態の上場企業を紹介する合同説明会です(本日は3社合同)。
説明会の内容や使われた資料は、アナリスト/機関投資家向け説明会で使われていた資料をほぼ準用していました。
全体の印象は、BP2201(iPS-NKT)、とりわけCAR-iPSNKTに関する説明に多くの紙面と時間を費やして説明されていたということです。
以下、書き留めた事項を列記します。
1、製薬企業への投資は長期になるのでは?という質問に対して、
「細胞薬は前期臨床試験後にライセンスアウトし、抗体薬は非臨床の段階で青田刈りされることもあります。出来るだけ早くライセンスアウト出来るよう取り組んでいる」という内容の説明ありました。
2、ひとつの医薬品を上市するには
約2000億円かかる。
メガとベンチャーはそれを役割分担で担っている。
3、プラットホーム型のビジネスモデルは、作る前にライセンスアウトされることもある。→プラットホームのフランチャイズ展開のメリットを強調。
確かに、非改変iPS-NKTが建築物の土台となり、その土台にメガファーマのリクエストに応じて様々な建築物(例えはCAR)を付加していけば、ライセンスアウトの裾野は広がるし、ライセンスアウトまでの期間もそう長いものではなくなります。
Fate社のライセンスアウトの例を挙げて、これと同じようなビジネスモデルを展開したいようです。
本日の永井社長の説明は、例年の全体を平たく説明する総花的な説明でなく、iPS-NKTのプラットホーム化に力点を置いた説明であったように感じました。
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ワールドカップを観戦していてつくずく思いますが、真っ暗闇の状況もひとつの些細な転機で、大きく好転し始めることがあります。
永井社長は相変わらずお元気そうで、言葉の端々から前向きな姿勢が見て取れました。
帰宅しましたら、本日の資料が既にアップされていました。
→http://irpocket.com/4594/document.html?year=2022&id=20221203-379b592c