ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

スポンサーリンク

記事:ブライトパス、この1年を振り返り、来年を展望する。

スポンサーリンク

記事→昨日12月30日の大納会で、1年のマーケットが締まりました。
そこで、ブライトパスバイオのこの1年を振り返り、来年を展望してみたいと思います。
1、株価の推移
今年の新年大発会の初値は112円でした。そして今日大納会の終値は100円でした。
また、今年の最高値は270円(11月8日)、最安値は61円(10月14日)でした。
以下はこの1年間のチャートです。

11月8日付近の高騰の値動きは以下の通りでした。
株価高騰のきっかけとなったIR情報は「理化学研究所に対する、iPS-NKT にかかわる独占的開発製造販売権の導入オプション行使に関するお知らせ」です。
いよいよライセンスアウト間近か?との憶測も合間っての三連続ストップ高に繋がりました。

この高騰は、
11月2日ストップ高64円→94円
11月4日ストップ高94円→124円
11月7日ストップ高124円→174円
11月8日は寄り付いて最高値270円まで付けましたが、この日の終値は214円でした。
その後、新たなポジティブ情報がなく、ダラダラ下がりで、100円を割り込む時期もあり、大納会でやっと100円に戻したというのが現状です。
三連ストップ高はありましたが、年間を通してみると、112円から始まり100円での着地ですので、期待に見合うような株価とは言えない1年でした。

2、主なIR情報(主なトピックス)
(1)1月14日
「第三者割当による行使価額修正条項付第 15 回新株予約権及び
無担保社債(私募債)の発行に関するお知らせ」のIR情報がリリースされました。
調達予定金額は約12億円。この調達は11月の株価高騰の中で完了しめした。
(2)2月10日
この日の日経新聞(電子版)で、世界で進められているCAR-T細胞療法の取り組みが紹介され、その中で信州大学における臨床試験の開始に向けて準備を進めるBP2301(HER2 CAR-T細胞療法)が紹介されました。
(3)3月9日
共同研究先の信州大学及び理研の研究開発課題がともにAMED事業に採択されました。
両者の研究課題がひょうかされ、一定の研究死菌が提供されるということであり、ぶらかなとってもグッドニュースでした。
(4)5月9日
「HER2 CAR-T 細胞療法 BP2301 の信州大学における医師主導治験開始のお知らせ」のIR情報がリリースました。
(5)5月12日
「がんペプチドワクチン GRN-1201 の米国第Ⅱ相臨床試験の早期中止の決定と現時点でのトップライン・データに関するお知らせ」のIR情報がリリースされました。
これにより、GRN-1201の治験は実質的に中止となり、パイプラインの優先順位が大幅に見直されました。
現在のパイプライン一覧表は以下の通りです。

(6)5月23日
この日、NHK NEWSおはよう日本(関東甲信越)でiPS-NKTの取り組みが紹介されました。
(7)11月1日
「理化学研究所に対する、iPS-NKT にかかわる独占的開発製造販売権の導入オプション行使に関するお知らせ」がリリースされました。
以下の三要素のプラットホームが整備され、いよいよiPS-NKTが、動き出しました。

(8)11月10日
「プロトタイプ CAR-iPSNKT に関する非臨床研究データをSITC2022 で発表します」とリリース。

実は、このCAR-iPSNKTがブライトパスのトップランナーであり希望の星ではないかと思います。

以上の通り、今年のトピックスを振り返りましたが、ライセンスアウトもなく、具体的な収益につながるイベントもない1年でした。

3、来年の展望は?
来年の展望ですが、まず公表されているイベント表を見てましょう。

やはり、今後期待されるのは①CAR-iPSNKTに関する何らかのポジティブIR
②抗体薬のライセンスアウト
です。

今年11月の三連ストップ高で、個人投資家のブライトパスへの潜在的な期待度はまだまだしっかり健在であることが証明されました。

中身のある収益に直結するようなビッグIRが出れば、株価復活も決して夢ではないと思われます。

来年も、過不足ないブライトパス情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いします。

スポンサーリンク