記事→中間決算説明会資料がアップされましたが、そのポイントを以下にまとめました。
(1)
新たなパイプライン(BP1223)がパイプライン一覧表に追加されました。がん抗体薬の開発の世界は、まさに日進月歩です。同じ抗体薬をじっくり開発していても、すぐにおいてきぼりを食ってしまいますので、「先手先手」の開発マインドが必要です。
BP1223は、BP1202やBP1212などの進化版とも言えます。進化させた二重特異性抗体で免疫抑制を解除する機能を増強しています。
来月の米国学会での発表も決まっており、特許も既に取得済みとのこと。ブライトパスの保有する抗体薬の中では最有望株だと思います。ライセンスアウトの吉報を待ちます。
(2)
これは、ブライトパスのイベント行程表(予定表)です。
2025年のイベントを探しますと、①BP2202(Car-iPSNKT)のその他技術導入/P1治験届②BP2301(Her2 CAR-T)のP1データ、です。
(3)
これは、最有望パイプラインであるBP2202についての皮算用です。
他社の同種のパイプラインが大手ファーマと巨額の契約金でライセンスアウトされている事例を集めています。
2202がライセンスアウトされるとしても、まだ先の話ですが、その進捗度合いを可視化したのが、「米国臨床試験に向けた準備状況の現在地」です。この表によりますと、現在地「3合目」のようです。
ここまで株価が下がると、少々のポジティブニュースではなかなか上がりません。
ブライトパスの収益に直結するようなビッグニュースが必要です。
やはり、ライセンスアウトもしくは盤石の資金増強などのビッグニュースが待たれます。