記事→2024年も今日一日となりましたので、ブライトパスバイオのこの1年を振り返ってみました。
1,まず、この1年間でリリースされた主なIR(ニュース)をカレンダー順に列記しました。
・(2/20)学会発表のお知らせ:CD1-MR1 2024国際学会
・(3/4)iPS-NKT免疫細胞療法(BP2201)の再発・進行頭頸部がん患者を対象とした
第Ⅰ相臨床試験のトップライン・データに関する学会発表
・(3/19)国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)発行の「再生・細胞医療・遺伝子治療研究開発2024」で当社に関連する研究内容が紹介されました
・(5/15)学会発表のお知らせ:日本免疫治療学会
・(7/5)BP2201第Ⅰ相臨床試験完了のプレスリリースがありました(千葉大より)
・(10/22)「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」に関する特許査定通知受領のお知らせ
・(11/6)国立がん研究センターとのBP1223に関する共同研究開始のお知らせ
・(11/6)抗CD39 T細胞エンゲージャー抗体BP1223の非臨床試験データをASH 2024で発表予定
・(11/14)抗TIM-3バイパラトピック抗体(BP1210)の血液がんを対象とした
非臨床研究成果について免疫学会 2024で発表します
・(12/3)抗TIM-3バイパラトピック抗体(BP1210)の血液がんを対象とした
非臨床研究成果について免疫学会2024で発表します
・(12/10)CD39を標的としたT細胞エンゲージャーBP1223の非臨床データをASH 2024で発表
・(12/13)ブライトパス・バイオと Cellistic® 社、iPS細胞由来 BCMA*1 CAR-NKT*2 細胞の第Ⅰ相臨床試験に向けたプロセス開発・製造提携のお知らせ
以上ですが、ライセンスアウトのニュースはなく、ビッグニュースは特にありませんでした。2025年は、まず抗体薬のライセンスアウトのニュースに期待します。
2、株価は、
この1年間の最高値は99円(1/11).最安値は41円(10/28)でした。この41円は上場来最安値でもあります。ちなみに上場来高値は2229円(2016/4/21)です。
収益につながる具体的なイベントニュースもなかったので、ジリ貧は止むなしです。
毎年約10億円の経費のみの赤字企業ですが、これがバイオベンチャー企業の宿命です。反転に期待します。
3,時価総額、PBRは、
現在時価総額は3901百万円、手元資金は
1250百万円(推定)ですので、実績PBRは3.11です。
株価は低迷していますが、期待値は裸価値の3倍ということでしょうか。やはり、まだまだ期待値は潜在していると思われます。
ライセンスアウトや資金手当ての増強など、収益面での具体的なニュースが出てくれば、株価は確実に動き出す素地はあります。
新春からの吉報を待ちましょう!
健全なる個人投資家の皆様!
良いお年をお迎えください。