ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパス、株主総会の速報。

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記事→ブライトパスの株主総会に出席してきました。

参加株主は約20名ほどで、例年よりやや少なめです。

定刻の10時から始まりましたが、なんと永井社長が不在。結局30分ほどの遅刻で、永井社長は壇上に立ちました。

それまでは、他の役員が対応しました。

司会者は「社長は米国へ出張に出かけ、その帰路であり、遅れてくる」と。到着した社長ご本人は「家族の事故で遅れた」と説明していました。

一通りのビデオ解説があり、あとは質疑応答の時間となりました。

以下、アトランタンダムにその内容を列記します。

①Q.抗体薬のライセンスアウトまで、昨年総会では「あと1マイル」との話があったが。

→A.断言は出来ないが、あと0.5マイルというところか。今年度中にはライセンスアウトの可能性もあり得る。

②Q.株価対策、上場維持基準について。

→A.開発の進捗とライセンスアウトで株価を上げていくのが、本筋である。

上場維持基準は承知しているが、テクニカルな方法もある。(?)

③Q.BP2202は製品として高いものになるのか?

→A.BP2202は他家なので、現行販売されている自家製品の半額位で提供可能と考えている。

④Q.BP2202のライセンスアウト時期は?

→A.第Ⅰ相前もあり得るが、第Ⅰ相のあとのほうが可能性は高い。

⑤Q.BP2301について。

→A.現在進行中の第Ⅰ相は今年度内に完了する予定。AMEDからの支援は終了しており、現在はブライトパスがスポンサーとなって、中沢先生を支援している。

⑥A.会社の売却もあり得るのか?

→Q.企業価値を高めて、既存株主にもメリットのある形での会社売却はあり得る。

⑦BP2202の第Ⅰ相を乗り切る資金はあるのか?

→Q.治験の届出までの資金あるが、その先の資金は現資金では足りない。ただし、1年前と比べるとシナリオは後退しておらず、ライセンスアウトの可能性はこの1年で増している。

⑧Q.管理部長が交代ばかりしているが?

→A.現部長の後任は決まっている。確かに交代は多いが、バイオベンチャーの業界では珍しいことではない。

以上、聞き取りによるものですので、ニュアンスが異なっている場合もありますので、ご容赦下さい。

 

他にも、質疑応答はありましたが、どれも既知の案件でした。

私が1番確認したかったのは、永井社長の「やる気度」でした。

遅れてのお出ましでしたが、株価低迷にもめげることなく、ライセンスアウト活動に邁進している様子が見て取れました。

本日、夜の7時頃に抗体薬1212が、仏国リヨンの学会で発表されましたが、内容は悪いものではありません。→これで、夜間の株価が上がってるのか?

抗体薬のライセンスアウトは大きな対価にはならなくても、実現すれば、潮目は変わります。

本命はBP2202です。ライセンスアウトがあるとすれば、来年度以降だとは思いますが、もし抗体薬がライセンスアウト出来れば、ブライトパスのパイプラインに注目が集まり、BP2202も有望視されることになり、結果として株価がジリジリ上がる可能性が出てきます。この「ジリジリ上がる」という表現は、今日の株主総会で永井社長が使っていました。

なにはともあれ、永井社長が元気だったので安心しました。

そして、永井社長の一橋大の大先輩(ゼミ先?)竹内先生が引続き取締役に名を連ねているのを見て、ひと安心しました。

ITK-1の第Ⅲ相の失敗から、もう7年が経ちました。

それ以降、ライセンスアウトは一度もありません。

ただ、7年前のパイプラインと今現在のパイプラインは雲泥の差です。もちろん今のパイプラインの方が優れています。

ただ、株価は低迷の一途でした。

私もこのブログを書き始めて約7年です。以前はほぼ毎日書いてましたが、今は月イチ程度です。

そろそろ、景気の良い内容のブログを書いてみたいものです。

永井さん、中村さん、よろしくお願いします。

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