ブライトパス・ストーリー

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記事:第19回第三者割当行使の前倒しについて。ブライトパスバイオ。

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記事→6月23日に「第19回第三者割当行使の前倒しを行う」とのIRがリリースされました。

「これって何?」と疑問を持てれているホルダーさんもいらっしゃると思いますので、この根拠とその意味するところについて、以下の通りまとめてみました。

1,前倒しの根拠

昨年6月19日付で「第三者割当による第17回乃至第19回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行及び新株予約権の買取契約の締結並びに無担保社債(私募債)の発行に関するお知らせ」がリリースされました。
その中の、3.資金調達方法の概要及び選択理由(1)資金調達方法の概要<本新株予約権>に、第19回新株予約については
払込期日(2024年7月5日)の翌取引日から、払込期日の24ヶ月後の応当日(当日を含む)までの期間、新株予約権の権利行使を行うことができないものとします。
とされていました。

つまり、2026年の7月5日までは行使できないということでした。
今回のIRで、これを前倒しして、2025年6月24日からの権利行使が可能となりました。

(太字変更は私が加工しています)

2,前倒しの理由(私見です)

①第17回第三者割当行使は既に100%完了し、第18回もかなり消化しています。

このスピードで進捗すれば、第18回の行使完了もそう遠くはありません。従って、連続して行使可能な状態にしておく必要があるので、今回の前倒しとなったわけです。

高値になっも行使出来なければ、指をくわえて見てるだけになってしまいますので。

②そして、第17回18回とも、予定の株価では行使できていませんでしたので、BP2202の第Ⅰ相以降の資金がこのままでは足りていません。

ですから、19回を前倒しにして、資金調達することが必要であり、おそらくそれでも足りなければ20回の実施予定もリリースされると思います。また、他の方法で資金調達することも考えられます。

米国での治験は莫大なコストが必要となりますので、潤沢な手元資金が必要です。

また、手元資金が少ないと、もしライセンスアウトが現実のものとなりそうになっても、相手メガファーマから足元を見られて、ライセンスアウト対価やマイルストーンなど値切られることも考えられます。

今、株数は約9300万株、株価は48円で、時価総額は約45億円です。

まずは、抗体薬の年度内ライセンスアウトに期待します。

 

第19回の前倒しのリリース→https://azcms.ir-service.net/DATA/4594/ir/140120250623596497.pdf

 

 

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