記事→昨日の当ブログで「明日の値動きが重要です。マーケットがブライトパスをどう見ているのか?明日はその辺りが見えてきます。」と、書きました。
考えられるケースは3つでした。
①元の木阿弥でオーファンドラッグ指定のIR発表前の52円に逆戻りする。
②7/7の終値73円辺りを堅持する。
③再び上昇気流に乗って、7/7高値辺りの90円を窺う。
結果は②でした。しかも14時以降は堅調に伸ばして、終値は77円(+4円、+5.48%)と健闘しました。また、出来高も2323万株とブライトパスとしては大きな出来高で、72円辺りに堅固な岩盤が形成されたと思われます。
午前の場で、70円を割る場面もありましたが、ガラガラと50円台まで落ちることを回避出来たのは今日のポイントでした。
オーファンドラッグ指定は、本命のIRではありません(私見)。やはり、バイオベンチャーは「ライセンスアウトしてなんぼ」です。抗体薬のライセンスアウトは大きな収益にならなくても、ライセンスアウト出来たという事実がマーケットの信頼度を強固なものにします。
また、バイオベンチャーは潤沢な資金があって、はじめて主体的なライセンスアウト交渉が可能になります。資金難のベンチャーは足元を見られます。また、潤沢な資金がなければ、研究開発にも支障をきたします。資金手当に繋がるビッグな提携や共同研究などのIRも、ライセンスアウトに匹敵するインパクトがあります。永井社長が、ここ1年前で「開発パートナー」という言い方をよく使われるようになりましたが、何かあるのか?とも勘ぐってしまいます。
個人投資家や堅実な機関投資家の信頼に足るブライトパス、そうなればガラガラと急落するようなことはなくなります。
そんなポジティブIRが待たれます。
追伸、
第三者割当行使の完了IRは出ていませんが、もう100万株以下ですので、時間の問題です。
完了すれば確かに重石はなくなりますが、ここ数日の大きな取扱高を勘案すれば、株価にはさほど大きな影響はないように思います(私見です)。