記事→本日、ブライトパスより学会発表情報がリリースされました。
第46回日本炎症・再生医学会で
演題:「再発・進行頭頸部癌患者を対象としたiPS-NKT細胞動注療法に関する第Ⅰ相試験」
です。演者は、本橋新一郎先生や古関明彦先生など。
iPS-NKTの第Ⅰ相の結果については、国立大学法人千葉大学医学部附属病院において、頭頸部がんを対象とするiPS-NKT(BP2201)の臨床第Ⅰ相医師主導治験が実施され、2024年2月に初期的な安全性と臨床活性を確認できたことが既に報告されています。
今回の学会での発表は、この結果についての詳細報告と思われます。
iPS-NKT(BP2201)については、その安全性と臨床活性が確認された段階で、次のステップ、すなわちCar-iPS-NKT(BP2202)へとステージは進んでいます。
第Ⅰ相で初期的な安全性と臨床活性が確認されたiPS-NKT細胞をプラットフォーム(土台)として、様々ながん種の様々ながん抗原に対するCAR-iPSNKTの開発・展開が可能です。
そして現在は、その最初の製品として、多発性骨髄腫を標的とするCAR-iPSNKT(BP2202)の開発を進めています。
先般、ストップ高に導いた「オーファンドラッグ指定」もこのBP2202の話です。
今回の学会発表内容は既知のもので、サプライズ内容はないと思われますが、学会発表や特許取得はライセンスアウトへの必須項目ですので、ライセンスアウトへの地盤固めになります。
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