記事→本日13時〜16時、東京日本橋の東京証券会館にて、日本証券新聞主催の「バイオIRセミナー」を視聴してきました。参加者は約150名ほどでした。
ブライトパス永井社長の踏み込んだコメントが聴けて、行った甲斐がありました。
3社のバイオベンチャーの社長が各々講演(各35分間)し、最後に新聞社のコーディネーターさんと3社長とのパネルディスカッション(55分)というタイムスケジュールでした。
ブライトパスバイオのパートで配布された資料はこれまでの既知の情報で、永井社長のお話も特段の新たな情報はありませんでした。
しかし、パネルディスカッションで、なかなか興味深い話が永井社長から聴くことができました。
パネルディスカッションでの永井社長の主なコメントは以下の通りです。なお、→以下は私の感想です。
①BP2202は来年度から米国で第Ⅰ相をスタートする。1〜2年はかかる。
②その間に、基本形(プロトタイプ)であるBP2201(iPS-NKT)の治験は第Ⅰ相が完了しているので、このプロトタイプを使った他のパイプラインも仕込みたい。→BP22023、BP2204、BP2205・・・ということか?iPS-NKTに脱着するセンサーをがんの部位ごとに変えていく?
③また、プロトタイプのBP2201は第Ⅰ相が完了して安全性等確認済みなので、その同種パイプラインのBP2202のライセンスアウトも早めに前倒ししたい。→米国での第Ⅰ相の途中経過が良ければ、その時点で見切り発車で売り込みを開始するということ?BP2201はプロトタイプで、だから第Ⅰ相だけで十分だった。売り込みのためのエビデンスとして使うということか。
④BP2202のライセンスアウトはいつまでに、とは言えないが、第Ⅰ相完了前のライセンスアウトも視野に入れている。→第Ⅰ相完了前にライセンスアウトが実現すれば、それはビッグサプライズIR。
⑤BP2301は今年度中に第Ⅰ相を完了する予定である。これも前倒しでライセンスアウトを考えている。
もし、ライセンスインしたい製薬会社が出てくれば、それに乗りたい。ただし、ライセンスアウト料が安ければしばらく我慢してブラッシュアップして、高値でライセンスアウトしたい。
それもこれも、第Ⅰ相の結果次第である。→ということは、このBP2301の方がライセンスアウトは早いかもしれない。
⑤抗体薬について。
ガン免疫薬剤のブームは落ち着いたが、ブライトパスのBP1212などの二重特異性抗体薬は残った。二重特異性抗体薬は作るのが難しい。体内では2つの腕がバラバラになったり、引っ付かなかったり、難しい。大手製薬会社の関心は高まっており、大手との交渉も深く高度化しつつある。→抗体薬については、あまり期待していなかったが、こちらも交渉が進行中なのか?
⑥iPS細胞もNKT細胞も、もともとは日本人が発見したもの。この2つを組み合わせて、何とかモノにしたい。これに今集中している。来年は勝負の年となる。
パネルディスカッションというきっちりとした原稿のない場面でしてので、永井社長も半歩踏み込んだこめを発してくれたのだと思われます。
上記は、私が書き留めたメモによるのですので、永井社長のコメントとは多少ニュアンスが異なっている可能性もありますので、この点はご容赦下さい。
今日は、永井さんの前のめりのお話しが聴けて良かったです。