ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:バイオベンチャーの株価が突き抜けるための条件は?/ブライトパスバイオ

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記事→ブライトパスの株価は、ポジティブIRが出て1〜2日間は上がっても、そのあとはまた元に戻ることを繰り返しています。これはブライトパスに限ったことではなく、バイオベンチャー企業であれば、ほぼ同じ現象が起こります。

1、では、全戻りではなく、株価が雲を突き抜けて上昇していくためには、どのような条件が必要なのでしょうか?

それは、、、

①確実に収益が見込めるIRです。これには、ライセンスアウト確定のIRや大手製薬会社との提携(実質的なライセンスアウト)などです。

さらに②複数パイプラインでのライセンスアウト。③決算収益の黒字化の確定。④マイルストーン(節目となる治験到達点)の収益受領⑤ロイヤリティ(完成販売品のマージン)の受領⑥収益黒字の継続化安定化、、、という順番です。

2、これらに対して、学会ネタや特許ネタ、治験第Ⅰ相や第Ⅱ相でのポジティブIRは、内容にもよりますが、数日で株価が戻ることが多いようです。

ただ、ネタがライセンスアウトへの期待を著しく膨らませるような場合、全戻りではなく、半戻り辺りで留まることもあります。半戻りをなんども繰り返しながらじわじわ上げていって、そのあとライセンスアウトのIRが出る、というのが理想てす。

3、反対に大きく値を下げるIRは、パイプラインの中止です。特にライセンスアウト後の第Ⅲ相の治験結果が失敗に終わったときです。通常、第Ⅱ相後に目出たく大手製薬会社にライセンスアウトしたあと、大手製薬会社主導の第Ⅲ相が始まります。大規模なプラセボ(偽薬)による治験です。

偽薬(毒にも薬にもならない偽の薬剤)を投与された患者群と真薬(治験対象薬剤)を投与された患者群とを比較する治験です。

この両者に「有意差あり」の判定が出れば、真薬剤は「認可に値する効果効用がある」ということで第Ⅲ相治験は成功です。

反対に両者の間に顕著な差異が認められなければ「有意差なし」と判定され、治験は失敗に終わります。

ライセンスアウトのあとの話だから、大手製薬会社にはダメージはあるが、バイオベンチャーには関係ないのでは?と思われるかもしれません。

ただ、第Ⅲ相が成功すれば、製品化されて大手製薬会社から発売され、その売り上げの○%がロイヤリティとしてベンチャー企業に継続的に入りますので、第Ⅲ相の成否はベンチャー企業にとっても影響甚大です。

4、2011年、グリーンペプタイド(ブライトパスバイオの旧社名)のパイプライン「ITK-1」が富士フイルムにライセンスアウトされ、トントン拍子で第Ⅲ相に突入しました。中間解析の情報も良好で、おそらく富士フイルムもグリーンペプタイドもマーケットにも「8割方成功するだろう」という空気が流れていました。

ところが2018年5月、治験完了しましたが蓋を空けてみたら「有意差なし」で失敗に終わったのです。

グリーンペプタイド(ブライトパスバイオの旧社名)の株価は最高で2229円(2016年4月21日)まで上がっていましたが、ITK-1の失敗で株価は急落し、その後もライセンスアウトはなく、さらに下降の一途をたどったわけです。ちなみに、その時富士フイルムの株価はほぼ無傷でした。

5、ブライトパスの現行のパイプラインのBP2202はまだ臨床前、BP2301は第Ⅰ相を終えたところです。この段階でのポジティブIRは株価は上げてもまた戻る可能性が高いです。

ただ、今回のBP2201のように、権威ある「Nature Communications」に掲載されたたり、文部科学省の記者会見室での記者会見がNHKニュースで報道され、日経新聞にも活字掲載されたりなど、新たな投資家を呼び寄せるようなインパクトあるイベントは、株価のベースアップに繋がります。

次なるポジティブIRが出るまで、どれだけ株価と出来高を維持できるのか、注目したいと思います。